(昭和ボストン)
<学生の声>みなさんこんにちは。日文二年の相川です。
タイトルにもあるように、私は今年度前期(3月下旬~8月中旬)の間、昭和ボストンへ留学をしました。
実はこのブログを書いている現在もボストン滞在中です。ボストンで生活した4~5か月、本当に多くの出来事がありました。そんな中、留学してみて私が実際に感じたことについて少しお話ししてみたいと思います。
(7月4日・アメリカ独立記念日 街中で配られていた国旗)
留学でしか経験できないこと
もしみなさんが留学するなら、どんなものを望みますか?
日本とは違った雰囲気を味わってみたい。言語力を伸ばしたい。海外に憧れがある。
などなどいろいろあると思います。
私自身、もともと英語や異文化に対しての苦手意識はなく、留学前から英語を話せると言ってもいい状態でした。だから、私は語学力向上に留学が必須とは思いません。この留学に臨んだ理由も語学力向上ではありませんでした。
ではこの留学で何が良かったのかというと、今まで出会えなかった人に出会えたことです。
ズバリ「人間関係」!
人との縁ってすごくありがたくて大事なものである。それを強く実感した留学になりました。
日本語・日本文学科として、ボストンでの日本語教育に関わらせてもらえないかと奮闘していると、日本に興味をもって日本文化や日本語を勉強している方がいることを知りました。
(ボストン日本語学校)
小学校低学年ほどの子供たちがひらがなを練習しています^^
日本語学校の授業にボランティアとして参加したり、そこに通う生徒やそのご家族と交流をしました。
昭和ボストンで行われている日本語プログラム(日本語を学びたい方を対象にレベル別に展開)に参加する学習者と会話をしたり、ボストン大学で日本語を勉強する学生とやり取りをすることもできました。
「学ぶこと」について考える時間を多く過ごしました。
自身は昭和ボストンで英語やアメリカ文化を学ぶ身でありながら、現地の方の日本語の学びを助ける体験は、どれも非常に貴重だったと思います。
留学前に塾講師のアルバイトをしていたことも思い出しながら、教わる側、そして教える側として、より良い学びとはどう築いていくものなのかを考えていました。
「学び」とは単に与える・与えられるものだけではないようです。
人との繋がりの中で見つける学びはとても強い力を発揮します。現地の方と関わって、他人の意見に触れて、自分の意見を聞いてもらって、そうして信頼が生まれたり、その信頼からもっと学びたいと思えたり。
人との関わりを大切にすることがより深い学びへの秘訣では?
みなさんはどう思いますか?
(歌を歌って交流を深めています。子供たちとジブリやアニメの歌を楽しみました。)
そうした学びを得るには、自分が何かを得ようとする前向きな姿勢も欠かせません。
今回私が留学を決めたこと、留学の中で自分なりに奔走したことはこれまでの学びに欠かせなかったことだと思います。もちろん、それを支えてくれた周囲の方たちもそうです。
そんなわけで私の留学期間は学びの多い素敵な4~5か月になりました。
是非みなさんの参考になれたらと思います。
それでは、ばいばい~^^
(日文2年・相川)