📚ビブリオバトル登壇者の声①

12月の全国大学ビブリオバトルに向けて、10月11月と2回にわたり、学内予選を開催しました。ビブリオバトルのモットーである「人を通して本を知る。本を通して人を知る」が伝わる登壇者のみなさんのコメントが届きましたのでご紹介します。
(会場ごと・発表順)


ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』
自分の好きな本を紹介できるよい機会だと思い、今回参加を決めました。5分間という短い時間でこの本の魅力を語りきることは難しく、難儀したこともありましたが、自分なりに全力を尽くせたと感じ、とても楽しかったです。自らと同じように、本を愛する人の薦める本もどれも面白そうで、自分の普段読まないジャンルの本にも興味を惹かれ、とてもいい体験をさせていただきました。ビブリオバトル、と名は付いておりますが、バトルというよりもお互いの本の楽しみ方を共有できる楽しいイベントで、参加出来てよかったと、心から感じています。(越智悠未)

川口雅幸『虹色ほたる~永遠の夏休み~』
今回、初めてビブリオバトルに参加しました。最も強く感じたのは、作品のもつ面白さを人に伝えることの難しさです。少し間違えれば魅力が伝わらず、一人よがりな紹介になってしまいます。自分はどこに惹かれるのか、どうわかりやすく伝えるかなどにおいてとても苦労しました。それでも、好きな作品について語るのは楽しく、とても良い経験ができました。少しでも多くの方に川口雅幸氏の『虹色ほたる 永遠の夏休み』が届きますように。(井手柚梨香)

伊坂幸太郎『死神の精度』
ビブリオバトルに参加した経験は、中学生の時が最後だったのですが、その時とは周りの人の選ぶ本やプレゼンのレベルが全く違いました。どの本もとても面白そうで、自分が普段読まないようなジャンルの本もあり、全部読みたくなりました。「面白いと思った本を周りにおすすめする」という体験は普段なかなかないので、いい機会になったと思います。他の人のおすすめの本を知ることができてよかったです。(三村紗楽)