📚ビブリオバトル登壇者たちの声②

12月の全国大学ビブリオバトルに向けて、10月11月と2回にわたり、学内予選を開催しました。ビブリオバトルのモットーである「人を通して本を知る。本を通して人を知る」が伝わる登壇者のみなさんのコメントが届きましたのでご紹介します。
(会場ごと・発表順)


住野よる 『か「」く「」し「」ご「」と「』
今回がビブリオバトルへの、初めての挑戦でした。経験がなく、どうしたら良いのかわからない、完全にゼロからのスタートでしたが、作品の魅力を伝えたいという思いで取り組みました。自分が感じていた魅力を整理し、言語化したことは、この作品に向き合うことができた良い機会になりました。私自身、本の魅力に改めて気付かされた、貴重な経験になったと思います(渡部あかり)


小川洋子『密やかな結晶』
 私は緊張する場面と暗記が苦手で、学内予選への参加が決まった時とても不安でした。ですが、そんな私でも取り組めたのは周りの方々の支えがあったからです。本番では、楽しみながら発表ができました。ありがとうございました。
また、作品を通して記憶の暖かさを実感しました。家族や親戚、友達や恋人との楽しい記憶も、悲しい記憶も時間が経ち、結晶となることで新しい発見を与えてくれます。ビブリオバトルを通して、作品だけでなく自身と向き合う事ができました。貴重な経験をありがとうございました。(稲田春花)


上橋菜穂子『鹿の王』
今回初めてビブリオバトルに参加し、非常に緊張しましたが無事に発表が出来て安心しました。
好きな本の魅力を聞き手に最大限伝わるように工夫して原稿を考えることで、プレゼンテーションの基本を体験することができました。個人的には、質疑応答の時間に予想外の質問が飛んできた時こそ、本当に伝えたいその本の好きな所を熱を入れて語ると、聞き手に面白そうと思ってもらいやすいのだと感じました。貴重な体験が出来て良かったです。(田仲千尋)