〈日文便り〉
こんにちは。日文ブログスタッフのC・Yです。
今回は、日本語教育担当の村上 佳恵先生にインタビューをしました。

ーまずはじめに、日文生の印象を教えてください。
グループワークがすごく上手ですね。色んな大学で働いてきましたけれども、昭和女子大の学生はグループ活動が上手だなという印象があります。また、少しシャイな印象もあります。
ー日本語教員の資格は、日本語学校の他に、どのような場面で活かしていくことができますか。
直接役に立つというのでは、今、色々な業種の企業でも海外に支店があったり、メーカー系だと海外支社から研修生を受け入れたりします。そういう人を受け入れてサポートするセクションで日本語教育の知識っていうのはすごく役に立ちますね。
あとは、市町村等でも多文化共生プログラムのようなものをやっているので、地方自治体の職員も職業の選択肢に入ってきます。それから、子どもの日本語教育ですね。これは教育免許を持ってた方が絶対に良いんですけれども、どの小学校も、日本語が話せない児童生徒が、一定数います。そういう子どもをサポートするために学校に入って活躍するという道もあるだろうと思います。
もう少し広く考えると、
介護の現場等も多くの外国人スタッフが入っているので、自分の日本語をコントロールして対等な関係を築くというスキルを身に付けるという点では、役に立つと思っています。
ー先生が最近ハマっていることや、興味を持っていることはありますか。
最近は、テニスにハマっています。小さい頃に、バレーボールをやっていましたが、
勝つことが目的のスポーツクラブだったんですよね。スポーツが楽しいっていうことを、子どもの時に体験できなかったんですけれども、大人になって、試合とか、そういうことがないスポーツっていうのを初めて体験して、「スポーツってこんなに楽しいんだな」と感じています。
ーお仕事と趣味を両立するように心がけていること等ありますか。
それは、できていないですね。でも、仕事を第一にやる時期も、長い人生であってもいいのかなと思っています。
ー日文を目指す高校生へ一言お願いします。
興味があることだけでなく、面白くなさそうだなと思ったことでもやってみるとか、何でも読んでみるとか、いろんなことをしてみてほしいなと思っています。そして、日本語教育や文学に興味があれば、ぜひ日文にいらしてください。
ー日本語教育に関心がある学生、日本語教員を目指している学生に一言お願いします。
日本語教育は楽しい職業です。人間を相手に行うため、同じ授業をやってもすごくうまくいく時と駄目だったなっていう時があって、それは、難しさでもあるんですけども、非常に楽しい職業なので、ぜひ体験してみてほしいなあと思っています。
村上先生、インタビューに応じてくださりありがとうございました。
今回のインタビューを通じて、日本語教員として働く魅力だけでなく、資格の活かし方も知ることができたのではないかと思います。私も日本語教育を学ぶことの意義や面白さを実感でき、今後の日本語教育の授業が楽しみになりました。初めての日文ブログスタッフとしてのインタビューで緊張しましたが、先生の優しい笑顔と雰囲気のおかげで楽しくインタビューさせていただくことができました。
8/16(土)に行われるオープンキャンパスでは村上先生の体験授業が行われます!
https://www.swu.ac.jp/admission/event/
オープンキャンパスを開催します
皆さんも日本語教育の世界を見てみませんか?ぜひお待ちしております!
(C・Y)