公開講座の事前インタビューを行いました🎤

<日文便り>

10月28日(土)に第11回昭和女子大学公開講座が開催されます。
今年度は「「話し合い」を解体する」という題目で、会話データの分析の手法から、日常生活の「話し合い」を見直していく内容です。
学校や職場などの日常的な場で、友達や同僚と人間関係を築き、よりよいコミュニティを形成していくために、「話し合い」は必須です。
この講座では、話し合いの目的、種類、テーマ、参加者役割、効果について整理し、「よい話し合い」を行うためにはどのような条件が必要か、実際の話し合いの動画を見ながら考えていきます。

今回は登壇者である、寅丸先生と大場先生にインタビューをしました!

————————————————
Q.この講座をどのような人に聞いてもらいたいですか。
寅丸:
私たちは、毎日、無意識に会話をしています。幼い頃からの習慣なので、自分の話し方やことばの使い方について、振り返ることはあまりないと思います。ですが、話し方や表現を少し変えるだけで、言いたいことがもっとよく伝わったのではないかと後悔することもあります。本講座は、日本語の話し方や表現について、あらためて考えてみたいという方に聞いていただきたいと思います。

大場:
日常生活において、私たちは、話し合いも含め、毎日、何らかの会話をしています。毎日行うものであるからこそ、おもしろかったり、うまくいかなかったり、緊張したり、と色々な経験があると思います。本講座は、その会話での様々な経験を今後にどのようにつなげていくか考えるきっかけになると思いますので、どのような人にも聞いていただきたいと思います。

Q.普段の講義ではどのようなことを教えていますか。
寅丸:
留学生に対する日本語授業では、日常会話からビジネス・コミュニケーションまで幅広く教えています。上級者が多いので、教えるというより、様々な活動やディスカッションを通して、日本語を学んでもらうということが多いです。
日本語教員養成の授業では、多様な社会文化的背景をもった人たちがことばを使ってどのように共生していけばよいのか、ということについて受講生とともに考えています。

大場:
日本語教員養成の「会話データ分析」の授業では、日本人と韓国人の議論のしかたの違い、日本人と中国人の話題の変え方の違い、日本人とアメリカ人のあいづちの打ち方の違いなど、普段の会話ではあまり気にしないような違いを、会話データから見ています。普段、日本人同士の会話では気にしない会話のルールが、異文化間コミュニケーションの会話で見えてきます。会話データからどのようなことが見えてくるか、受講生とディスカッションをしながら進めています。

Q.日本語教育を学ぶ魅力(もしくは面白さ)は何ですか。
寅丸:
日本語教育を通して、日本語を学習する世界の人々とつながれることだと思います。日本語は数多くの国で学ばれています。学習目的は文化への興味や仕事のためなどさまざまですが、日本語を必要としている人のサポートができるのは、すばらしいことだと思っています。

大場:
異文化に接して、視野が広がることだと思っています。私自身は、学生時代から多様な国々からの留学生と接してきました。日本語を教えるというプロセスで、日本と比較しながら、留学生の出身地、言語、教育システム、文化など、様々なことを学ぶことができました。

Q.受験生へのメッセージをお願いします。
寅丸:
日本語学や日本文学、日本語教育は、自国の言語文化に対する理解を深めると同時に、ほかの言語文化を受け入れる土壌を作ってくれます。これからの社会は、多様な人々との共生が課題になると思われます。日本語日本文学科で深い知識と広い視野を育み、さまざまな人々との生活、学習、仕事に役立てていただきたいと思います。

大場:
日本語日本文学科は、日本の言語文化を広く深く学んでいきます。大場の専門は日本語教育ですが、日本語を学習者に教えたり、異文化間コミュニケーションを行ったりするには、日本語に関する知識に合わせて文学の知識も必要となります。日本語日本文学科でその多様な知識を一緒に学んでいきましょう。
————————————————

現在も予約受付中です!
参加を希望される方は以下よりお申し込みください。
(対面をご希望の場合は、予約人数によって制限させていただく可能性があります。)
https://forms.gle/DmoqSs7JD4j7cxkQ9

皆様のご参加を心よりお待ちしております😊

(UR)