東明学林での2年生学寮研修

こんにちは。
2年A組クラスアドヴァイザーの掛川典子です。
6月13日(水)から16日(土)まで大井松田にある東明学林に2年生全員で行ってきました。木下学科長、2Bクラスアドヴァイザー松田先生、副担任武田先生、助手の石井さん、角田さん、諏訪さんも一緒です。あと看護師の市川さんも。
初日は、小田原城によりました。おりしも石垣の斜面の紫陽花が見ごろで、菖蒲園もお祭りの期間でした。「いい旅夢気分」の取材が11日にあったばかりとのこと。掛川は漆器が好きなので、小田原漆器の出店の方とゆっくりお話ししました。自分の故郷にお城があるって素敵ですよね。天守閣からの眺めは海まで見えて素晴らしく、風がさわやかでとてもよい気分でした。風はどちらかというと冷たいくらいで、猿が6匹ひっつきあって暖めあって眠っていたのがかわいかったです。
学寮は酒匂川をはさんで箱根連山を見渡し、小田原の町も海も一望できます。運よく富士山も見えました。夜景も素敵です。木々の緑が素晴らしい。 翌日、箱根のポーラ美術館をはじめ、鈴廣かまぼこ博物館、大雄山最乗寺を回りました。天気に恵まれ、とても楽しく勉強できました。ポーラ美術館の学芸員のお話が大変わかりやすく、国立公園内にある建物の特色(環境保護に配慮している)、特別展示のポイントがよく理解できました。お勧めの遊歩道に行ってみました。巨大なブナの切り株やヒメシャラの大木に感心し、美しい緑のなかを抜ける風に癒されました。 大雄山では若い方たちはどんどん登って行ってしまい、しんがりのグループは、親切にお声をかけていただいたので、本堂に上がりこんで、大きな木彫りの天狗様に触ってみたり、堂内を見せていただきました。天蓋は立派でしたね。左右の天狗の口が異なり、阿吽になっていましたよ。
3日目のマナー講座では教員も一緒に「アエイウエオアエ・・・」とやってみました。とても実際的で役に立つ講座でした。繰り返し練習するとほんとによさそう。
午後は町道の落ち葉の除去をしました。こういう形で地域とかかわるのも有意義ですね。あまりに大きいミミズにおもわず悲鳴をあげてしまいましたが。
みなさん集合が速くて、定刻前にはそろっているので、余裕のあるスケジュール運びになりました。食事係も15分も早くに配ぜんが終わってしまう能率の良さでしたね。それぞれの係が任務を、責任を持ってきっちり果たし、みなさん自主的にさりげなく助け合っていて、バランスのとれたよい学年なのだとわかりました。お疲れ様でした。充実した気持のよい研修でした。学寮の職員の方々の温かい心遣いに守られて、快適に過ごせました。行くたびに新しい工夫がなされていて、とても気持ち良く過ごせるのです。また来年が楽しみです。