古文書整理をしています!

こんにちは!歴文3A日本近世史ゼミ所属の加藤です。
新入生オリエンバスハイクに続き、2回目の投稿ですが、よろしくお願いします\(^0^)

今回は、ゼミの担当教員である野口先生と共に行っている課外活動について書こうと思います!

2年生の後期くらいから、江戸幕府の旗本であった荒尾家の文書目録を作るため、古文書の整理を
行っています。
荒尾家はもともと鳥取藩池田家の家臣でしたが、私達が読んでいる史料は分家筋で、江戸に出て
将軍に仕えた家です。歴代当主には将軍の小姓や長崎奉行を勤めた人もいました。
時代は主に江戸時代の史料が多く、ちらほらと近代の史料も混ざっています。
内容は本当に様々で、大名や旗本の系図である『寛政重修諸家譜』の下書きと思われるものや、この間は日光東照宮奥院(家康が祀られている)の畳の縁や、厨子の縁などまで出てきました!

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私がこの活動を行っていて思うのは、およそ300年も前のものが、字が読める状態で
残っており、本当に貴重だということです。また、先ほど述べた東照宮の畳の縁を
包紙でつつみ、大切にとってあることから、家康を尊んでいた当時の人の気持ちが
伝わってくるようで、毎回、手に汗をにぎって活動しています。

過去の人の思いを受け取りながら、一つ一つの古文書に触れられるというのは、
本当に貴重で楽しいことだと思います。