【歴文生の海外体験】ヨーロッパ歴史演習Part3 [2015年05月29日(金)]

こんにちは!2年の小原です。
私は2月16日から27日にヨーロッパ歴史演習という研修旅行に参加してきました!この研修旅行は、最初の5日間はスペインのアルカナ・デ・エナーレスに滞在し、その後はバルセロナ、ニーム(南仏)、マルセイユ、ローマを周遊し、とにかく世界遺産や日本では見られない文化などに触れるというものでした。
今回私は、アルカラ・デ・エナーレスに滞在したときの話をしたいと思います。

皆さんはスペインのアルカラ・デ・エナーレス(以下アルカラ)という町をご存知でしょうか?私はこの研修に参加するまでは知りませんでした。このアルカラはマドリード州に属す町で、『ドン・キホーテ』の著者、セルバンテスの生家やヨーロッパ最古に類する歴史ある大学、アルカラ大学がある町です。

私たちはそのアルカラに5日間滞在し、アルカラ大学で午前中は授業を受けてきました。あるから大学での授業は英語で行われ、科目は「歴史」「スペイン語」「西洋美術史」の三科目でした。私は英語がとても苦手だったので、はじめはとても不安でした。しかし、それは杞憂でした。確かに先生が話すすべては理解できませんでしたが、部分部分が聞き取れれば、わからないところは妄想補正で補い、授業についていくことが出来ました。本当にはじめは間違えるのが怖くて、まったく発言できませんでした。しかし、英語はよくわからないけれど、文章は話せないけれど、勇気を出して単語単語のブツ切り英語で発言してみたら、先生は優しく笑顔でリアクションしてくれました。これが自信につながり、よく分からなくても、とにかく自分の思いをアウトプットすることが大切なのだと実感しました。

また、特に印象的だった授業は「西洋美術史」でした。この授業は教室での授業だけではなく、校外学習として、大学の近くにあるカテドラル(大聖堂)に連れて行ってもらい、その場で現物を見ながら授業を行っていただけて、とても充実したものでした。まさに歴史文化学科の「手で考え、足で見よう」を体験してきました。

美術史を教えてくださったアルフォンソ先生と

アルカラでは午前は授業、午後は観光ということで、マルタさんという女性に案内していただいて、セルバンテスの生家やこの町のメインストリート「マヨール通り」などを散策しました。このマヨール通りにくれば何でも揃うといわれるほどに商店が入っていました。

アルカラのメインストリート マヨール通り

アルカラのメインストリート マヨール通り

この研修ではアルカラに滞在している間は、朝食以外は自分たちでレストランやカフェに入って、スペイン語で自力で注文しなければなりませんでした。この経験は非常に面白い経験でした。スペイン人と日本人との食生活と食文化の違いを学ぶいい機会でした。食事の時間のタイミングの違いや、シエスタの存在など違いだらけ…。

その中でも驚いたのが朝食です。朝食は大学の宿泊施設のカフェテラスでとったのですが、そこにはスペインの方もいました。彼らのテーブルを見ると、テーブルの上にはカフェ・コン・レチェ(カフェラテ)のみ!スペイン人の朝食は飲み物だけのようです。しかし、日本人は朝はしっかり食べるので、特別に、デニッシュやクロワッサン、ボカリジョ・デ・トルティーヤというポテト入り卵焼きのようなものを固いパンを出してもらいました。とてもおいしかったです

朝ごはん ボカリジョ・デ・トルティーヤとカフェ・コン・レチェ

朝ごはん ボカリジョ・デ・トルティーヤとカフェ・コン・レチェ

お昼は自力でお店を見つけ、注文しなければならなかったのですが、午前中アルカラ大学で簡単で実用的なスペイン語を習い、午後はレストランですぐ使っていたので、ある程度話せるようになりました。注文は出来たのですが、メニューに写真がないお店もあり、名前だけでは何が来るのか分からないものを注文するような冒険が楽しかったです。また、夕飯スーパーで果物や野菜などを買ってきて食べてみたり、カフェテリアの店員さんと仲良くなり行きつけのお店が出来たりと、貴重な経験になりました。スーパーは日本のものよりも店舗も大きく、売っている商品も日本では見たことないものも大きく、野菜は量り売りなど違う点が多かったのですが、なにより面白いと思ったのは、買い物カゴにキャスターがついていて、ガラガラ出来たことです。

スペインのスーパーにてカゴがキャリー式! (写真提供:木元さん)

スペインのスーパーにてカゴがキャリー式!
(写真提供:木元さん)

この研修に参加して、とてもいい経験になりました。学びへの意欲も高まりましたし、大げさかもしれませんが価値観変わったように思います。語学の心配が多かったのですが、やりたいと思ったことに飛び込んでみて正解でした。こういう経験は学生のうちしかないと思うので、迷ったら飛び込んでみるべきなのだと実感しました。