こんにちは、松田です。参加記の続きです。
発掘は炎天下の作業となるので、全員、強い紫外線を防ぐことを第一に考えた服装をします。
これは「日光は美容の大敵!」みたいな生温い話ではなく、自分の命を守るための装備であります。今回も、万全の注意をしていてもなお日光にやられて湿疹がでてしまった学生がいましたし、発掘歴50年のテル先生ですら、油断して火ぶくれになったことがあるそうです。
ということで、今回は独断と偏見にて、発掘女子のみなさまのファッション名鑑(!?)を取り上げます。
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左は長袖ジャージと帽子。これが推奨の基本スタイルになっているようです。帽子は農作業用に売られている帽子(首の後ろを守る布が標準装備)を多くの学生がかぶっています。胸に名前がついている高校のジャージ着用の学生もいますが、顔が見えない分、名前が分かりやすくていい!
中央の2人は虚無僧みたいになっていますね。左にいるのは現場を仕切る大学院生なのですが、上級生になるとウエストポーチに発掘グッズを仕込んでいます。何回も参加している学生は、毎年毎年少しずつ、マイグッズを揃えていくのが楽しいみたいですよ!
右の学生はつなぎに長靴のパーフェクトスタイルです。もう何度も現場を踏んでいる大学院生の背中には、頼もしさが漂います。
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熱中症を防ぐため頻繁にとられる一斉休憩では、よく冷えたお茶とスポーツドリンクが配られます。長袖を脱いで、みなさん一休み。
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休憩中はテル先生もこのリラックスぶり。御年○○歳で、いまだ現場・現役ってすごいことなんですよ!現場でみると、一段と若々しいです。
この時もカメラ談義。「宮崎あおいが首から提げてるカメラは、買わねばならないという義務感にかられて買っちゃうんだよなぁ」とオリ○パス党のテル先生。
普段は現場総監督に徹しているテル先生ですが、調査期間終了間際に「ここまでは絶対に今年中に調査を終えたい!」となった瞬間、熟練の掘り技術が登場するそうです。テル先生の「本気の掘り」を見たい学生は是非後半組に参加してみてください!
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そして作業再開。
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左の学生も完全防備ですね。一切肌が露出していません。発掘現場の写真って笑顔を撮るのが本当に難しいんです。全員が集中して作業に取りくんでいるのに加えて、みんな虚無僧スタイルだからそもそも顔が見えない笑 現場では誰が誰だかわからず、宿舎に戻ってはじめて「あ、掘ってたんだ!」っていう学生もたくさんいました。
中央の2人は目だけをだしたマスクスタイルとゲリラスタイル(通称)。顔も完全防備です。ゲリラスタイルは熱がこもりすぎて、熱中症の危険が増す「諸刃の剣」だそうです(某OG談)。
右は昨年1年生の時に服装で失敗した経験を踏まえて、つなぎを新調した2年生。来年以降も参加したいとのことなので、愛用のつなぎになっていくんだろうなぁ。バシッと決まっています。
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機能に特化しているからこそ、発掘ファッションってカッコいいよね!!
松田はそんな現場で半袖で突入し、みんなに呆れられました。日焼け止めを40~50分ごとに塗り直すことで、なんとか耐え凌ぎましたが、本当に危険行為だったんですね・・・。我ながら無知というのは怖い・・・。