こんにちは、松田です。
日本近現代史ゼミでは、9月23日から26日まで北海道にゼミ旅行にいってきました。
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昭和女子大学では、8月と9月一杯が夏季休暇となっているのですが、なぜ休暇終了間際でいったかと申しますと、ゼミ生のみなさんが、アクティブに夏を過ごしすぎていて、かろうじて日程があうのがそこしかなかったんですよね。
インターンシップで就業体験をするゼミ生、ベトナム海外演習に参加するゼミ生、宮崎県椎葉村での調査(民俗学)に参加するゼミ生、地理研修旅行(台湾)に参加するゼミ生、そしてそれらの参加費用捻出のためにバイトに精を出すゼミ生などなど、歴文では多くの実習プログラムがあるがゆえに、夏も大忙しでございます。あ、そういえば諏訪原遺跡発掘調査(考古学)に参加したゼミ生もいましたねぇ!
このように歴文では、日本近現代史ゼミに所属していても、他の学問分野の実習に参加して、幅広く歴史を学ぶ環境が整っていますよ!
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さて、今回のゼミ旅行では、札幌→小樽→函館をめぐりながら、幕末~明治の歴史にふれつつ、懇親の機会をたくさん作りました。
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【1日目】成田空港→千歳空港→札幌市内
9月下旬の北海道なので寒いのではないかと心配していたのですが、ぽかぽか陽気で気持ちいい気候でした。札幌ではちょうどオータムフェスタの開催中でして、夜のお散歩もなかなか楽しかったです。
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さて、幹事さんが決めた、今回の旅行の裏テーマは「食にこだわる旅」。調べに調べ抜いて、予約していただいたお店で、胃袋も大満足の旅となりました。初日はジンギスカン。
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【2日目】小樽
2日目は、それぞれの興味に沿って、「小樽水族館」組、「ニッカウヰスキー余市工場」組、「小樽ワイナリー組」に分かれて回りました。松田はウィスキー組です。
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ウィスキー工場グループのメンバー。NHK朝の連ドラの舞台になった場所であり、「まっさん」(竹鶴政孝)が作った工場ですね。
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小樽水族館グループのメンバー。動物園でアルバイトをしていて、動物の生態展示のあり方に興味のあるゼミ生が中心となって企画しました。小樽水族館は珍しい種類のペンギンがいるとのこと。ペンギンに触れて水族館グループは異常にテンションあがってました笑
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そして小樽運河で合流。北海道の海の幸を堪能しつつ・・・
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小樽運河や小樽市街を廻りました。
かつては「札幌の外港」「道内第一の港町」として、石炭やニシン、さらには日本海の物産の集散地として賑わった小樽も、産業構造の変化にともない、その重要性を低下させていきます。そして日本中が高度成長にわきたった1960年代のうちから早くも人口が減少に転じていきます。
ただ衰退が早かったがゆえ、往時の姿をそのままとどめているのが街の魅力となっています。北のウォール街と呼ばれた銀行群や小樽運河沿いの倉庫群、どこか、なつかしさを感じる風景が広がっています。
そうした風景を観光資源として生かすべく、さまざまなリノベーションの試みが見られるのが面白いところですね。
たとえば運河沿いの倉庫街が、みなさまお馴染みのレストランへとリノベーションされていたり、
商店となった建物に、往時の運河からの引き込み線がそのまま風景として生かされていたり・・・。廃線跡が撤去されることなく、風景として保存されていたり。
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2日目の夜もおいしいお食事。ズワイガニだったり、チーズだったり、北海道ならではの味覚がアクセントに効いていて、うまい!みなさん大満足でした!
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・・・つづく