こんにちは!歴史文化学科4年の坊野です。
現在光葉博物館で行われている特別展示「東日本大震災の復興支援活動~昭和女子大学での取り組み~」では、私の所属する武田ゼミの活動も紹介されています。そこで今回は、昨年参加したボランティア活動について感じたことを少し書きたいと思います。
昨年8月に参加した岩手県陸前高田市でのボランティア兼ゼミ合宿。文化財保存修復学のゼミとして、津波による被災資料の保存修復・記録、「奇跡の一本松」見学、そして最終日は平泉中尊寺を見学しました。
震災から5年がたっても、博物館内には未だ手つかずの資料が多く存在し、10名程の職員が日々修復作業を行っていました。また、市の中心部には多くの仮設住宅、津波により出来た、どこまでも続く空き地…初めて被災地に足を踏み入れた私にとって、そこは驚きの連続でした。復興は進んでいますが、まだまだ道半ばという印象。
そんな土地での修復作業は「ボランティアなんて、学生の私たちに出来ることがあるのだろうか…」と思っていた私にとって貴重な経験になりました。参加して感じたこと、それは「私たちにも出来ることがあるんだ」ということです。
昭和女子大学の学生が携わってきたボランティア活動について分かりやすく紹介している今回の特別展示。私も見学しましたが、震災から5年がたち、記憶が薄れている今だからこそ感じることもありました。保存修復した着せ替え人形や的などの玩具も展示されています。2016年7月2日(土)まで開催中です。ぜひ一度足を運んでみて下さい!
改めて津波の恐ろしさを感じました。
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岩手県は綺麗な星空が見えて涼しくて、空気と食べ物が美味しいので夏の旅行にとてもおすすめです(^o^)