2019年度 望秀海浜学寮研修(1・3年生)6-4

望秀学寮の二・三日目は、寮内での学科プログラムが実施されました。歴史文化学科では、「KJ法・プレゼンテーション」と「マイクロディベート」の二本立てでおこなっております。

KJ法風景

「KJ法・プレゼンテーション」ですが、今年は「観光公害(オーバーツーリズム)」をテーマとして、8-9月にかけて参加者各自がフィールドワークを含むリサーチを実施し、学寮でのグループワークに臨みました。割り当てられたグループでは、まず「KJ法」により情報の整理をします。

プレゼン準備

「環境公害(オーバーツーリズム)」は近年、注目されている視点で、歴史文化にも大きな関わりがあります。「現状」「原因」「対策」などのカテゴリーに分け、様々な意見を出し、どのポイントに絞り主張するかを話し合います。伝統的な観光地の問題からアニメの「聖地巡礼」まで実に色々な話題が出て、歴文生の関心の広さを実感しました。

プレゼン風景

さて、いよいよプレゼンとなります。十分なリサーチと集団での議論に基づき、大勢の人の前で各班の意見が説得力をもって述べられます。そして、学生同士の投票により最優秀チームが決定されます。

学生投票による表彰

最優秀チームのみならず、参加した学生すべてがとても輝いているように感じました。プレゼン後にいただいた学寮の食事も格別のおいしさであったことでしょう。