2019年度 望秀海浜学寮研修(1・3年生)6-5

望秀学寮三日目の午後は、「マイクロディベート」を実施しました。通常のディベートよりも簡単な形式で、その醍醐味が味わえるプログラムです。

プログラムの直前に1・3年生の混合チームが告げられ、同時にディベートで扱うテーマも発表されます。以下のようなものですが、みなさんはどう思いますか?

・「昔の恋人の写真は捨てる、捨てない?」

・「部活動の兼部は可か不可か」

・「ラッシュ時の混雑緩和のために、公共交通機関はラッシュ時の割増運賃を設定すべきか、否か」

これらはそれぞれ「価値論題」「推定論題」「政策論題」といわれるものです(どのテーマがどのタイプの論題に属するか考えてみましょう)。一見やりやすそうな「価値論題」が、実は一番難しいといわれています。

さて、これらのテーマで賛成・反対・審判に分かれてディベートをおこなうわけですが、この時点ではどの立場になるかはわかりません。参加者はワークシートに利用しつつ、すべてのテーマの賛成・反対の意見の根拠などを調査し、ディベートへの準備をおこないます。

マイクロディベート風景1

そして、くじ引きにより立場が決定され、ディベート開始されます。賛否は審判役となったチームが担当します。なお、歴史文化学科の学寮研修は「学生主体」が徹底されており、ディベートの内容に教員が口を出すことはありません。

歴史文化学科に進学する学生はおおむね真面目で、コツコツ勉強することを得意とする反面、自分の意見を他人に主張することは苦手とする方が多いと思います。しかし、アクティヴラーニングを意識した日々の授業やプロジェクト活動などにより、みるみるうちにたくましく成長してくれます。

マイクロディベート風景2

ディベートの様子を見ていますと、下級生に優しく助け船を出す3年生や、逆に上級生に対して積極的に意見する1年生などが多数おり、頼もしく感じました。

マイクロディベート最優秀賞

ディベート後は学生の投票により、各ブループごとに「最優秀チーム」が決定され、表彰されました(最優秀賞はディベートの勝敗とは関係ありません)。