東明学林 学寮研修

こんにちは、歴史文化学科2年の学寮運営委員です。

 

11月14日~16日に歴史文化学科2年生は東明学林学寮研修に行ってきました。

今回の学寮研修は天気にも恵まれ、3日間晴天の下で活動することができました。

 

1日目は東名高速道路の工事のため、予定よりも1時間遅れで小田原城に到着し、行動班ごとに見学しました。

見学時間は短くなってしまったのですが、小田原城内だけでなく、SAMURAI館や近くの茶屋なども楽しむことができ、とても充実したプログラムになりました。

また、東明学林に着寮した後の夕食の時間では、小二田先生によるリサイタルも行われました。

今年から着任された小二田先生の意外な一面を見ることができて良い機会になったと思います。

1日目は大きな怪我や事故に遭うことなく楽しむことができました。

普段関わることのない友だちとも話す機会となり、2年生の中が深まりました。

残りの2日間も安全に楽しく、今後の学びにつながるような経験ができるように活動したいと思いました。

2日目は、東明学林での朝食後、野外研修が始まりました。

最初に訪れたのは、箱根神社。

本殿へと続く石段は全部で89段あり、厄落としの階段とも呼ばれるのだそうです。

源頼朝や徳川家康も参拝したといわれる神社であり、登るにつれて身が引き締まる思いになりました。

ここでは、班ごとに分かれて、境内を散策したり、おみくじを引いたりして箱根神社を楽しみました。

お参りが終わった班から、駐車場近くの茶屋で甘酒を飲んだり、柏餅を食べたりひと休みしてバスへと戻ります。

次に訪れたのは、大涌谷。

到着後、昼食を食べ終わった班から見学に出発しました。

大涌谷は、およそ3000年前の噴火によって神山が崩壊してできた場所です。

2日目は1日中曇り空だったため、ガスと雲の見分けの付かないような一面灰色の世界!

5℃という寒い気温の中、温かい黒たまごで暖を取る学生が多く見られました。

班員でシェアして食べる班もあったようで、学生たちの笑顔と食欲のはじける大涌谷観光でした。

一方で、寒空の中、アイスを食べる猛者もいました。

ここでは、火山での自然を観察することができました。

最後に訪れたのは、彫刻の森美術館。自然と芸術が調和した広大な美術館で、散策を開始しました。

ガブリエル・ロアール《幸せをよぶシンフォニー彫刻》では、多くの学生が写真を撮っていました。360度のステンドグラスが美しく輝く幻想的な空間でした。

向かいにある足湯では、疲れた足を一休みさせている学生もいました。

また、ピカソの展示も行われており、ピカソの変遷を学ぶことができました。

美術館見学後は、東明学林へと戻ります。1日の疲れで帰りのバスでは、眠っている学生が大勢いました。

疲労の声も聞こえてきましたが、「楽しかった!」という声が多く、総じて楽しく良い2日目が終えられたと思いました。

11月16日、学寮研修3日目は主にフォトコンテストを行いました。

加工写真部門、景色部門、班員部門、小田原部門、大涌谷部門の全部で5つの部門を設け、20組の班の中から部門ごとのグランプリを決めました。

班ごとに小田原や箱根を観光した時の思い出を振り返ったり、他の班とどのような写真を撮ったのか共有する事ができました。

 

その後は学生全員で場所を割り振り、学寮の清掃を行い、閉寮式を迎えました。

今年は宿泊ありの学寮を行うことができ、普段は関わることのなかった学生とも交流する機会が増えました。

また、大きな怪我や事故などに会うことなく、学寮の最終日を無事に迎えられたのは、学寮の職員の方々や、看護師さん、バス会社の方々、引率してくださった先生のご協力があったからです。

この事を忘れずに、今後の学校生活に活かしていきたいです。

 

フォトコンテストの作品です↓