椎葉巡見3日目

こんにちは!

歴史文化学科2年のC・Hです。

さて、椎葉巡見もあっという間に後半戦となりました。朝ごはんもおいしくいただき元気いっぱいの状態でスタートです!

 

3日目となる8月28日は、椎葉村図書館ぶん文Bunの見学から始まりました。「ぶん」が3回出てくるのですが、表記はすべて異なります。ここ大事です、テストに出ます。

ここでは、クリエイティブ司書である小宮山剛さんから図書館つくりや、椎葉村でどのように働いているかについてお話を聞きました。図書館の図書は0~9に分類し整頓されている印象がありますが、ぶん文Bunでは独自の方法を用いていました!来場者がワクワクできるような設計となっているので、普段本を読まない人にとっても楽しめると思います。

講話では、小宮山さんの体験談を交えながら三宿から椎葉に移住し、図書館つくりや地域創生に携わるという生き方もあるのだと知り、自分の将来のキャリア形成を考えるうえで勉強になりました。ぶん文Bunのような新しい試みや神楽のような古い文化が一緒になっていて、椎葉村の認識を新たにしました。

最後の空き時間では、アスレチックで遊ぶ人たちがちらほら..写真にあるすべり台、結構速かったです。

 

 

 

ぶん文Bunの後は、お土産屋さんに行ってきました~。宿泊先の鶴富屋敷さんから地域クーポンをいただいたのでたくさん買い物しちゃいました(笑)。

道の駅とうごうにて昼食を済ませた後は、西の正倉院、神門神社、百済の館を見学しました。西の正倉院では、設立した経緯や師走祭りについてお話を聞きました。実際に館内に入ることができ、映像資料も拝見しました!写真を見ていただいたらわかるのですが、本当に奈良の正倉院とそっくりなんです。

 

 

神門神社は、養老2年(718年)に創建されたとっても歴史のある神社です。九州では3番目、宮崎県では最古の神社となっています。神聖な空気に圧倒されました。

百済の館は韓国との交流を図るため、百済文化を紹介する資料館となっています。

そして..韓国の民族衣装であるチマチョゴリも着てみました!色とりどりで素敵ですね。皆さんいい笑顔です。

 

 

3か所を見学した後に向かったのは、恋人の丘です。美しい景色を一望でき、映える写真を撮ったり、一人ずつ鐘を鳴らしたりして結構盛り上がったと思います。やっぱりいつの時代も恋愛ものは盛り上がりますね。ちなみに鐘を鳴らすのが上手な人と下手な人がいたんですけど、その差は何だったのだろうか..神のみぞ知る。

 

 

そしてお待ちかねの夕食の前に、なんと!那須千恵子さんがひえつき節を披露してくださいました!!ひえつき節は、椎葉村の伝統的な作業歌なのですが、生のひえつき節を聞くことができ、貴重な機会となりました。

そして、夕食では鹿肉の竜田揚げや干し柿など普段いただかない食材が登場し、笑顔でお腹一杯になるまで食べました。

 

さて、明日は最終日です!比木神社の見学や、清水聡先生の講話を予定しています。最後の最後まで充実した椎葉巡見にし、たくさんの人にお土産「話」をしたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。次回もお楽しみに!