皆様こんにちは!
戦後史史料を後世に伝えるプロジェクトの海老原(歴文2年)です!
戦後史プロジェクトは、松田忍先生のご指導のもと、今年度は15名(1年生―6名、2年生―3名、3年生―4名、4年生―1名、大学院生―1名)で活動してきました。昭和女子大学だけではなく、お茶の水女子大学や明治学院大学からのメンバーも加えての活動となっています。
2022年11月の秋桜祭では企画展「被爆者の『選択』」を開催いたしましたが、今年度の活動の第2弾として、企画展「世田谷区民が送った兵営生活~栗林一路を例に~」が世田谷区立平和資料館にて現在開催中です。
栗林一路(1924-2013、くりばやし・いちろ)さんは、小学校で満州事変を、中学校で二・二六事件、日中戦争開戦、太平洋戦争開戦を経験し、青山学院専門部に進んだのち、出陣学徒として出征しました。今回は戦時期から戦後にかけて書かれた栗林さんの3冊の日記の内容を研究した成果を展示しています。栗林さんの日記からは、一学生が兵士になる際の気持ちの揺れ動きを読み取ることができるだけでなく、自身の手によるユーモア溢れるイラストを交えながら、戦時下の日常生活を臨場感たっぷりに読み取ることも出来ます。
展示期間は、2023年3月3日(金)~4月30日(日)です。入館料は無料なので、皆様ぜひご来場ください!!(毎週火曜日は平和資料館が休館日なので、お気をつけて)
※FMせたがやが放送する「世田谷通信 世田谷情報セレクト」の番組内にて、私たちの展示が紹介される予定となっています。2023年3月24日の9時30分~9時50分、14時~14時20分あたりの放送予定と伺っております。よかったらお聴きになって下さいませ。