今年度の第23回秋桜祭(コスモス祭)で、心理学科では「心理学科心理学研究会」として様々な展示を行いました。
今年は、昨年度好評だった逆さ眼鏡の体験コーナーや鏡映描写の実験参加コーナーを引き続き設け、さまざまな錯視の展示もしました。さらに、今年は学生が日頃学んできたことを応用して、「アハ体験動画」と「マリリンシュタイン画像」の作成という新たな取り組みにも挑戦しました。
アハ体験とは、テレビ番組でも度々取り上げられているように、分からない状態でモヤモヤしている状態から、それを理解した瞬間の「わかった!」という喜びを感じる一連の心の状態をさします。今回の展示では皆さんに見ていただけるようにスクリーンを用いて心理学的な説明も加えながら放映しました。
また、「マリリンシュタイン画像」については、遠目で見るとマリリンモンローに、近くで見るとアインシュタインに見える有名な画像の仕組みを応用して、近くで見ると口を閉じているように見え、遠くで見ると歯を出して笑っているように見える画像を作成し、どちらもたくさんの方に驚いてもらうことができました。
今年は、有志のメンバーの半分が初めての参加ということもあり、最初は分からないことだらけではありましたが、お互いに教えあいながら共に心理学の知識を更に深めることができました。また来年も、来てくださった方はもちろん、有志のメンバーも楽しみながら学べるような有意義な展示に仕上げていきたいと思います。