平成28年度 授業紹介:04 心理学基礎演習(木村ゼミ)

こんにちは!木村ゼミ所属3年の石堂と小川です。今日は「心理学基礎演習」の授業についてご紹介します。「心理学基礎演習」は一般にゼミと呼ばれています。4年生の卒業論文執筆に向けて、文献を批判的に読む練習をしたり、研究計画について議論をしたりします。

木村ゼミでは、卒業研究を始める第一歩として、学内外の資料の収集方法を学びます。昭和女子大学図書館で、iPadを使った資料検索と、地下書庫の見学をしました。

まず初めに資料の検索方法やツール利用法を、大学図書館職員の石崎さんに伺いました。私たちゼミ生と木村先生、合わせて9人いるのですが、最新のiPadが人数分用意されていました。すごい!

 

資料検索では、心理学に関するキーワードを実際に検索し、所在や請求記号の読み方を学びました。また、論文を検索することができる「CiNii」や「PsycINFO」「PsycARTICLES」

などの使い方や,検索した際のブックマーク機能も学びました。論文本文のダウンロードには有料のものもありますが、大学内のネットワークからダウンロードすると、大学が契約している論文については無料で入手できます!

次に地下書庫を見学しました。昭和女子大学の地下書庫はB1階とB2階に分かれていて,様々な文献が揃っています。

まず、私たちが驚いたのは、ボタンひとつで移動する書棚です。ボタンを押すと書棚と書棚の間に通路が現れ、電気も点きます。蛍光灯の明かりは本にとってあまりよくないそうなので、使用した際には消灯しましょう!

また、地下書庫はしっかりと温度管理もされていて、なかには大変貴重な文献も保存されているそうです。某鑑定番組に登場したものも…。

心理学についての書棚を見学していたとき、ゼミ生が何かを発見!…なんと、「呪い」についての古い文献でした。心理学の文献は題名だけでも興味を惹かれるものが沢山ありますが、中には少々変わった内容のものもあるようです。

 

図書館の開架室に並んでいる文献は定期的に入れ替わり、年代の新しいものが置かれています。一方で地下書庫には私たちが生まれるよりも古い文献が保存されているので調べたい事柄によって使い分けるとよいでしょう。

今回の地下書庫見学は図書館の知識も増えて、新たな発見もあり、非常に楽しかったです。今度は実際に地下の文献を借りに行ってみようかなと思いました!

(心理学科:3A 石堂 3B小川)