平成29年度 乳幼児心理学講座@三茶子育てファミリーフェスタ

こんにちは。心理学科4年の宮崎です。

去る6月18日(日)、「第12回三茶子育てファミリーフェスタ in昭和女子大学」が開催されました。地域のたくさんの子育てファミリーが大学に来て、いろいろなイベントを楽しんでいただきました。

 

私たちのゼミでは、「乳幼児心理学講座〜赤ちゃんへの理解を深めませんか」と題した出展をおこないました。0~1歳の赤ちゃんのいる親子に参加していただき、乳幼児心理学の3種類の研究の紹介をしました。それぞれの研究では、まず親子の協力を募り、代表的な実験を実際にやってみせます。その後、実験の心理学的な意味について説明し、最後に質問を受け付けました。

最初に「赤ちゃんが表情を読む?」という実験を行いました。ここではお母さんの表情によって赤ちゃんの反応が変わるかを観察し、お母さんが笑顔の時は赤ちゃんも笑顔に、お母さんが真顔の時は赤ちゃんが顔を逸らすなどの反応が見られました。

 

 

次に「まねっこできるかな?」という実験を行いました。大人がおでこでタッチライトをつけると赤ちゃんはどうするかを観察し、赤ちゃんが大人の真似をしておでこでタッチライトをつける動作を見せてくれました。

最後に「鏡に映るのはだぁれ?」という実験を行いました。赤ちゃんが鏡の中の自分を自分だと認識できるかを観察し、実際に認識できている赤ちゃんがいることが分かりました。

赤ちゃんは私たちが思っている以上に色々なことができます。この出展を通して、自分たちが予想していた結果を実際に目の前で見ることができた時はとても感動しました。赤ちゃんの可能性を強く感じた日でした。

 

(4A 宮崎)