2月8日(土)の午前中に、2019年度心理学専攻修士論文発表会が行われ、16名の2年生が2年間の研究成果を発表しました。会場の設営は、1年生がしてくれました。
学会のポスターセッションと同じ形式で発表を行いました。2時間の発表会のうち、前半か後半の1時間が各発表者の持ち時間です。
先に行われた口頭試問で修士論文の審査を行った主査・副査以外の教員や後輩たちからも様々な質問が出されます。質疑・応答は真剣で、熱が入ります。
「どのような手続きで実験を行ったのですか?」「対象者への教示の具体的な内容は?」などの質問のほか、想定外の質問も飛び出します。教員からの「この結果の解釈は別の解釈もできるのでは?」「この研究の臨床心理学的意義は?」などの質問にも2年生は丁寧に答え、あちこちで議論が行われていました。
来年度に発表を行う1年生が、先輩の発表や教員のコメントに熱心に聞き入っていたのも印象的でした。
発表を行った2年生のみなさん、会場設営をした1年生のみなさん、お疲れ様でした。この行事が終わるといよいよ卒業式です。
(心理学専攻主任 清水 裕)