心理学科では今年度２名の先生をお迎え致しました。
まずは，お一人をご紹介致します。
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今年度より，心理学科助教に着任しました岩山孝幸と申します。
専門は臨床心理学です。これまで，近赤外分光法（NIRS）という脳の機能を測定する装置を用いて，うつ病における脳機能と心理学的介入との関連について研究をしてきました。このように，基礎研究の知見を臨床実践に活かしていくことに関心があります。
これまで不登校や神経発達症など特別なニーズを要する子どもや青年をサポートするフリースペースやサポート校をはじめ，小学校のスクールカウンセラー，精神科クリニック，大学病院など主に教育，保健医療領域で臨床実践を行ってきました。こうしたさまざまな現場での臨床実践での経験を活かして，心理的支援の実際を皆さんに分かりやすくお伝えしたいと思っています。
前期は「心理演習」という，公認心理師の業務に関わる知識や技能について体験的に学ぶ授業を分担で担当しています。オンライン授業であっても，体験的な学びをしてもらえるように，出来る限り工夫をしています。例えば，事前学習課題に取り組んでもらい授業動画の中で詳細な解説を行うなど，反転授業の要素を取り入れています。
課題については全体にフィードバックを行い，自分以外の回答にも触れることで学びが深まるように心がけています。
また，今年度は2Bのクラスアドバイザーを担当しています。
他にも，秋桜祭やこの学科ブログも担当となっています。
まだ慣れないことばかりですが，皆さんと一緒に心理学の奥深さを学んでいきたいと思っています。
直接お目にかかれないのが残念ですが，少しでも皆さんの学びをサポートできるように頑張りたいと思います。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。