本学の大学院では,公認心理師・臨床心理士の資格取得を目指せる「臨床心理学講座」が開設されています。
本学大学院の強みとして,修了生が外部スーパーバイザーとして大学院生の指導を担当したり,キャリア教育の一環として現場の話を後輩に伝える機会があるという,縦のつながりが挙げられます。
今回,修了生が大学院の後輩に現場で話を伝える「臨床現場で働くOGと語る会」が開催されました。
4月から大学院進学が決まっている心理学科4年生が参加しましたので,当日の様子を学生にインタビューしました💁♀
4年の高田です。1月23日(火)の1・2講時、大学院「臨床心理基礎実習Ⅱ」「臨床心理実習Ⅱ」の授業で開催された「臨床現場で働くOGと語る会」に参加しました。
大学院心理学専攻臨床心理学講座の修了生3名を講師としてお招きし、
- 現在の職についた経緯
- 仕事の内容
- 現場の本音・苦労・やりがい
などについてご講義いただきました。
【講師】
東京発達研究会 学童クラブ巡回
巡回相談員
学芸大学メンタルケアクリニック
臨床心理士/公認心理師
子育てステーション桜新町発達相談室
心理士
教育、医療、福祉と心理職が活躍できる現場や働き方は様々であり、これからのキャリアを考える上でとても参考になるお話をうかがうことができました。
質疑応答の時間では、質問に丁寧に応えてくださいました。私も「仕事で心掛けていること」や「仕事で辛いことがあった時の気持ちの切り替え方」について質問し、心理職の働き方についてイメージすることができました。
講師の方々からのお話で印象に残ったのは、現場に出て働いても「反省と実践の繰り返しである」こと、自分を見つめ直して得意・不得意を理解することが大切であり「完璧である必要はない」という内容です。
私自身、将来心理職として働きたいと考える中で、「実習で上手くカウンセリングができるのか」「本当に自分に向いているのか」と心配があったので、講師の方々からのお話を聞き前向きな気持ちになり、4月からの大学院生活を頑張ろうと思えるようになりました😊
(4年・高田)
なお,大学院については大学院ブログでもご紹介しています💁♀
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