2025年度 演習科目「心理学入門演習」~研究の枠組みに慣れよう!~

心理学科には、心理学の手法に基づく研究を行い卒業論文を執筆するために、演習科目(「心理学専門演習Ⅰ・Ⅱ」「心理学入門演習」)が設けられています。

卒業論文に向けた研究は3年生以降「心理学専門演習」(いわゆるゼミ)で行いますが、その準備学習として、2年生の必修科目「心理学入門演習」が位置づけられています。

「心理学入門演習」では、3・4人のグループにわかれ、ことわざを検証する研究計画を立てていきます。

実際にデータを取ることはしませんが、ディスカッションをしながらより良い研究計画を立て、それをほかの学生に発表することで、研究に必要な力を養っていきます。

1月27日、今年度最後の授業において最終発表会が行われ、最優秀賞と優秀賞のグループが選ばれました🎉

最優秀賞、おめでとうございます!

最優秀賞に選ばれた3グループの中から、今回は岩田さん、古井さん、覺張さんのグループが授業での活動内容や研究内容についてコメントを寄せてくれたので、紹介します💁🏻‍♀️


授業ではどんなことを行いましたか

「心理学入門演習」の授業では、身近なことわざを班ごとに一つ選択し、その意味を心理学的観点から捉えた研究計画を立案し、発表に向けた準備をおこないました。

私たちの班は「百聞は一見にしかず」をテーマに、運転に関する理解度において、視覚学習と聴覚学習のいずれが知識の定着により有効であるのかを検討しました🤔

さらに注意力の高低が理解度に及ぼす影響についても検討し、あわせて本研究の社会的意義についても考察しました。

本研究について考察および結果の予測をおこなう過程は、3年次から始まるゼミの活動や卒業研究へと発展させることが可能な基礎的経験となりました。

また身近なことわざであっても心理学的枠組みに基づいて研究をおこなうことで、新たな気づき研究の難しさを実感する機会となり、一連の活動は非常に有意義なものとなりました。(古井)

 

グループ活動で特に印象に残っていることを教えてください

グループ活動で特に印象に残っていることは、グループの全員で何度も話し合ったことです。

発表の方向性はもちろんのことスライドの内容やデザインの見やすさ、言い回しの一つ一つなど細かいところでも意見交換を行いながら発表を進めることを心がけました。

今回の授業では、複数人で考えながら作業を行っていたので必ずしもいつも意見が一致するわけではありません。他の人が何を考えているのか、言葉にしなければわからないことだからこそ共通認識を作り上げることがとても大切でした。(岩田)

 

発表会に向けてどんな準備を行いましたか

発表に向けて、私たちの班は授業後や休み時間を活用して集まり、何度も練習を行って内容を調整しました。

特に、聞き手にとって分かりやすい発表になるよう、伝わりにくい表現がないか、スライドの文字の大きさ・配色は見やすいか、読むスピードは適切かといった点を班員全員で確認し、改善を重ねました。

また、それぞれが気づいた点を率直に伝え合うことで、内容への理解を深めるとともに、発表の完成度を高めることができました。このような準備を通して、協力しながら一つの発表を作り上げる大切さを実感しました。(覺張)

 

この授業を通じてどんなことを学びましたか

本授業を通して、心理学的な学習が深まったことに加え、グループで一つの研究を作り上げることの意義を強く実感しました。

研究計画の立案から結果の予想までを一から考えることは初めてであり、戸惑い困難も多くありましたが、班員同士で意見を出し合い、分からない部分や苦手な部分を補い合いながら進めることで、最後までやり遂げることができました。

個人では行き詰まってしまう場面でも、グループで取り組むことで新たな視点を得ることができ、協力することの大切さを改めて学びました。

こうした積み重ねの結果として研究を完成させ、最優秀賞をいただけたことは、グループ全員で努力してきた成果であり、大きな達成感とやりがいを感じました😂

本授業で得たことを3年次のゼミ活動、そして卒業研究へと活かしていきたいと思います。

(2年・岩田、古井、覺張)


この授業を受講した2年生は、来年度からいよいよゼミに所属して卒業論文のための研究をスタートしていきます。

この授業で学んだことを活かしながら、各自が興味関心を持つテーマを追求し、それぞれの研究を実りあるものにしていってくれることを願っています😊

(授業担当教員)


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