2025年度 優秀卒業論文『フォントの流暢性が商品購買意欲に与える影響』

心理学科では、その年に提出された卒業論文の中で極めて優秀なものを「優秀卒業論文」として選出しています。
2025年度も5名の卒論が選ばれました🎉
今回は、「フォントの流暢性が商品購買意欲に与える影響」を研究テーマにした卒業論文を紹介します💁‍♀️

卒業論文の内容を教えてください。

私たちは理解のしやすいものを良いものだと高く評価し、選好します😋

そのような、理解のしやすさが人の判断に及ぼす影響について、「処理の流暢性」としてマーケティングおよび消費者行動を含む幅広い研究分野で議論されてきています。

フォントが商品印象に与える影響については、過去にも研究されてきました

既存の流暢性と購入意欲の研究では、パッケージと画像の研究が多いですが、フォントも商品印象に大きな影響を与えており、さまざまな研究が行われています。

そこから、フォントの流暢性によっても購入意欲が左右されるのではないかと考えました💡

 

研究テーマはどのように決めましたか?

これを研究したい!というものが中々決まらなかったので、興味のある分野の文献を片っ端から読んで、いちばん面白そうだなと思った内容にしました✨

 

研究を行う上で工夫したことや、大変だったことを教えてください。

工夫したことはフォント商品の選定です。山ほどある商品やフォントの中から流暢性を測るのにふさわしいものを根拠を持って選ぶために、様々な文献を調べて選出しました。

フォントの太さと形、手書き感の観点から5種類を取り上げました

大変だったことは統計です。質問数がとにかく多かったため、結果を統計にかけられる状態にすることがまず大変でした🤔

因子分析によってデータの背後にある構造をつかみ、消費者行動の背景を探ります

また、5要因の統計はやったことがなく、一旦やってみてゼミに持って行ったものの、やり方が全然違ったことが何回かありました💦

それもあり、ゼミに行くたびにやらなくてはならない統計が増えて泣きそうでした😢

最後にこれから心理学科を目指す方に一言お願いします。

興味のあることを2年間かけて研究するのは大変ですがとても楽しいです。

まだやりたいことが分からなくても、人の心について学べる心理学は学んでおいて損になることはありません

色々なことを見聞きして、経験して、素敵な大学生活を送ってください😊

(4A・相賀)