今回は、『タンザニアの女子中学生における援助要請の実態調査―被援助志向性と援助要請スタイルに着目して―』を研究テーマにした卒業論文を紹介します💁♀️
中学生の時期は、様々な悩みや葛藤を抱えやすく、時には他者への適切な相談も重要といわれています。
本研究では、タンザニアの全寮制女子中学校の生徒たちを対象に、
- どのような内容を、誰に相談しようと思っているのか
- どの程度、他者に相談や助けを求めようとする傾向があるのか
- 友人、家族、教師に対して、相談・助けを求めることを、どのように(肯定的/否定的)捉えているのか
について、援助要請(※)の実態調査を行い、学年ごとの違いについても検討しました。
※援助要請(help-seeking):問題解決のために他者に直接助けを求める行動
調査の結果、どの学年も、問題や困難に直面した際、まずは自分で解決しようとする自立的な姿勢を持っており、必要に応じて援助を求める傾向があることがわかりました。
大学内のプロジェクト活動がきっかけです。
STUDENTS OF THE YEARは、1年間に学内外で活躍した学生に大学から贈られる賞で、今年は心理学科3年生の板…
タンザニアの生徒たちと関わる中で、日本とは全く異なる学校生活や教育環境にいる生徒たちが、どのようなことを誰に相談しているのか、どんな助けを求めているのだろうか?と疑問を抱きました🤔
調べたところ、タンザニアの全寮制女子中学校・学校生活を対象にした研究は見当たらず、調査したいと思いました💡
研究を行う上で大変だったことは、タンザニアでの現地調査です。
タンザニアでは英語が公用語の一つであり、生徒たちも普段英語で授業を受けているため、調査も英語で実施しました。
初めて調査を受ける生徒に対して、回答方法や専門的な単語の意味を分かりやすく説明することも大変でした。
現地で急遽、回答方法や語句の説明を補足したスライドを作成するなどの工夫を行いました。
授業を受ける中で、日常のちょっとした出来事の“あるある”が、実は理論や現象として説明されていると知り、心理学の面白さを実感しました。
心理学科では、身近な疑問や興味関心から、自分なりに問いを深めていくことができます。
私自身、入学時はタンザニアで調査を行うなんて全く想像もしていませんでした😅
ぜひ、昭和女子大学心理学科で学びながら、皆さんの「なんでなんだろう?どうなっているのだろう?」を深めてみてください‼️
(4A・板倉)
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