授業紹介_英語科教育法(國分有穂先生)

今週に入り、教職指導室・幼児教育指導室などで学生が熱心に課題に取り組む姿が見られました。

何を作成しているか気になり、作業の様子を見てみると

「モルディブ」、「Australia」、「Hong Kong」、「TO・YA・MA」・・・・?「富山」!!

【英語科教育法】の授業で教科書『NEW HORIZON Elementary 6』のUnit4”Let‘s see the world!”の実践として、

「世界の行きたい国・日本の行きたい街について、その国や街の魅力を紹介し合おう!」というタイトルで、

小学生が小学生の友達に説明する設定でポスターを使用し、グループ発表を行うそうです。

 

英語科教法では小学校外国語教育に係る言語習得理論や英語教授法をもとに、授業観察・体験を通してシラバスや指導内容を検討し、指導案を作成していきます。

またコミュニケーションの目的や場面、状況に応じた意味のあるやり取りを通じた模擬授業を行います。小学校での実務経験を通し、英語を教えることの意義と責任を考えながら、

児童に英語を理解した実感を持たせ、英語を使うことができた・通じた「喜び」を体感させることのできる授業作りができるような資質・能力を育成します。

 

以下の2つを到達目標としています。

小学校英語活動の背景となる第二言語習得理論や英語教授法の知識を踏まえ、学習者の発達段階や特性に合わせた指導法に関して理解する。
協同学習において指導案や教材を作成し、それに基づく模擬授業を行い、その後の相互間での指導案の検証や改善作業(振り返り)を通し、児童の発話につながる学習指導案を立案することができる。

 

7月12日(金)、学生が実際に発表を行った授業の様子です。

 

こちらが実際に学生が作成したポスターです。

小学校現場ではICTを活用した英語教育も展開されていますが、あえてローテクでのポスターを使用して発表をしています。

 

前期授業も残すところあとわずかになりました。

2024年度前期の授業紹介はいかがでしたか?

これからも様々な授業の様子をお届けしていきたいと思います♪♪♪