9月25日(水)に現代ビジネス研究所とテンプル大学ジャパンキャンパス・現代アジア研究所の共催で
「Efficient Strategies to Work in an International Workplace -国際的な職場で活躍するための就職戦略-」が開催されました。
女性によるコンサルティング会社 Lemon-Boost のSandrine Monette-Hubert氏とMarie-Solange Vottero氏による、
本学学生およびTUJ学生のためのカンファレンスで、多様でグローバルなキャリアを作り上げるために必要なこととして、
企業の選び方、プロフィールをアピールするコツ、同僚との付き合い方など、一緒に考える内容でした。
今回、初等教育学科の学生も参加をしました。参加した学生から感想が届きましたのでご紹介します。
私は国際交流に興味があり、大学生になったら積極的に自分から行動しようと思っていました。
昭和女子大学は「グローバルに活躍できる人材の育成」に力をいれており、英語や国際関係を専門としない学生用に準備されたプログラムもあり、英語力に自信がなくても誰もが気軽に参加でき、とても充実しています。
今回参加したイベントもS-GLAP(Showa Global Liberal Arts Program)というプログラムを通して知りました。
講演はすべて英語で行われるということで、異なる国の方が話す英語をどれだけ理解できるのか単純に気になりました。
日本にいながら異なる国の方が話す英語が聞けること、テンプル大学のキャンパスに入れる貴重な機会だと思い参加することを決めました。
テンプル大学に入ると、聞こえるのは英語ばかりでいつも過ごしている日本の大学とは違う雰囲気を味わうことができました。
今回は「国際的な職場で働くための効率的な戦略」をテーマに話が進められました。
英語を聞き逃してしまっても、分かりやすいスライドや日本語字幕が表示されていたため、内容は理解することができました。
主に留学生に向けて話していましたが、私たち日本人にとってもためになる話が多くありました。
外国人から日本人はどう見えているのかなど、リアルな声を聞くことができて面白かったです。
また、自分が海外で就職することになる可能性もあるので他人事とは思えず、そうなった時を想定して参加していました。
日本で外国人が就職後に抱える職場での不安や疑問に思うことなど、日本人にはわからない外国人ならではの思いを知ることができました。
話の内容だけではなく、発音や表情、振る舞いなどはすべて新鮮で参考になるものばかりでした。
驚いたことは質疑応答の時間にほとんどの人が手を挙げて質問をしていたことです。
それどころか同じ人が何回も質問をしていました。
日本人は消極的でこのような時間が設けられても恥ずかしくて手を挙げなかったり、周りの様子を伺ったりする人が多いと思います。
気になることがあれば遠慮せずに聞く、周りばかりを気にしない、このようなところを見習っていかなければならないと思いました。
わずか2時間ほどでしたが多くの学びや発見がありました。
普段とは違う世界に足を踏み入れるのは不安で心細くなることがあります。
しかし刺激ある環境に触れることで自分自身のモチベーションが上がり、新しいことに挑戦した自分に自信が持てるようになります。
またこのような機会があったら挑戦したいです。
自ら行動しなくては情報もチャンスもやってきません。現状に満足せず日々自分自身を磨き上げていきたいです。
初等教育学科には、国際交流や英語教育に関心をもつ学生も多くいます。
今回のような英語イベントの他、学科のプログラムである「アメリカ初等教育演習」にも参加することが出来ます。
今後も国際交流や英語教育に関する紹介をしていきたいと思います。
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