授業紹介_子育て支援(ドー小山祥子先生)

2024年度後期の授業を紹介します。今回は3年生の子育て支援です。

子育て支援は保育士の行う保育の専門性を背景とした保護者に対する相談、助言、情報提供、行動見本の提示等の支援(保育相談支援)について、その特性と展開を具体的に理解します。

また保育士の行う子育て支援について、担当教員の保育現場での実務経験を活かし、様々な場や対象に即した支援の内容と方法及び技術を、実践事例のグループワークやロールプレイ等を通して具体的に理解します。

この授業では次の3つの目標達成を目指していきます。

1.保育士の行う保育の専門性を背景とした保護者に対する相談、助言、情報提供、行動見本の提示等の支援(保育相談支援)について理解する。

2.保育士の行う子育て支援の特性と展開について具体的に理解する。

3.保育士の行う子育て支援について、様々な場や対象に即した支援の内容と方法及び技術を、実践事例のグループワークやロールプレイ等を通して具体的に理解する。


第9回目となる今回の授業では、「子育てが楽しくなるふれ合い遊び 〜タオル遊びとパネルシアター 〜」と題し、松家まきこ先生と藤石芽里先生をお招きしてふれ合い遊びを実際に体験しながら学びました。

松家先生は前期2年生の「言葉指導法」の授業でも講義をしてくださいました。前期の講義の様子は下の記事をご覧ください

授業紹介_言葉指導法(ドー小山先生)

授業の冒頭にはタオル遊びについて学びました。

タオル遊びは音楽に合わせてタオルを使いながら触れ合ったり、表現遊びを楽しんだりするもので、東日本大震災の際に新潟にあった赤ちゃん一時避難所で子どもがタオルで遊んでいたことがきっかけとなり生まれたことを教えていただきました。


その後は藤石先生のピアノに合わせて1人1枚タオルを持ち、松家先生の歌や動きを真似しながら、タオル遊びを実際に体験しました。

 

ここからはうさぎのタオル人形づくりです。

★タオルを折って、耳の部分から作ります。 その後、輪ゴムでとめて形を整えます。

親指、小指にタオルをかけて輪ゴムでとめたら、うさぎの手が完成。目玉シールをはります

【うさぎのタオル人形できあがり】指を上手に使って、人形を動かしました!

 


授業の最後には、「世界中の子どもたちが」のパネルシアターをみせてくださいました。

次々とでてくる仕掛けに学生たちも興味深々でした。

 

授業のまとめ

★タオル遊びは家でできたり、オンラインでできたりと再現性がある

★タオル遊びは子育てが楽しくなるふれ合い遊び(心と心がふれ合う)

 

自分たちも楽しみながら、子育て支援の手法を学んだ学生たちでした。

次年度の実習や将来に向けて一歩ずつ歩みを進めていきましょう!