授業紹介_家庭(ミシン)

2024年度後期の授業を紹介します。今回は「家庭」についてです。

「家庭」の授業概要

授業担当教員(田中和江先生)の家庭科教員としての実務経験を活かし、小学校家庭科の内容を実践的に学ぶ授業を行う。

生命とエネルギーの再生産の場である家庭は、人間生活を支える多様な機能をもっている。基本的な家庭の機能について考察を行い、家庭生活運営の能力を養う。

具体的には食・衣・住・環境・消費者教育等に関する基礎的な知識と技能を身につけ、よりよい家庭生活の創造性を養う。

 

「家庭」の到達目標

小学校家庭科の指導内容の基礎的・発展的知識力を養う。

基礎的知識の修得と、応用力および実践的知識力を養うことを目標とする。

 

12月24日(火)の授業では、ミシンを使用しました。

 

小学校学習指導要領には、〔第5学年〕被服に関する内容にミシンの使用について記載があります。
(1)被服の働きが分かり、目的に応じて日常着を着ることができるようにする。(2)日常着の整理・整とんやボタンなどを付けることができるようにする。

(3)簡単な小物及び袋を製作することができるようにする。

ア 使用目的に応じた形や大きさ及び材料の選び方が分かり、採寸や裁断ができること。

イ 手縫いによるなみ縫い、返し縫い、玉結び、玉どめなどができること。また、ミシンを用いて直線縫いができること。

ウ 簡単な装飾ができること。

エ 製作に必要な用具の種類や扱い方が分かり、その安全な取扱いができること。

 

また、〔第6学年〕被服に関する内容にもミシンの使用について記載があります。
(1)日常着の適切な選び方が分かり、被服の整え方を工夫することができるようにする。(2)日常着の手入れの仕方が分かり、洗たく及びほころび直しができるようにする。

(3)簡単なエプロンやカバー類を工夫して製作できるようにする。

ア 使用目的に応じた形や大きさの決め方が分かり、材料を選ぶことができること。

イ 採寸や裁断が工夫してできること。

ウ 手縫いやミシン縫いにより、目的に応じて縫うことができること。

学生が実際にミシンを使用している様子です。

慣れた様子でサクサク進む学生もいれば、

「下糸が3本もでてきている〜」「ずっとエラー6が出ている〜」と苦戦する学生もおり、

ミシン練習布をよく読みながら、学生同士で助け合う姿も見られました。

「小学生以来かも?」とあまりミシンに慣れていない学生もいる様子でしたが、

(おそらく中学校や高校でもミシンの授業はあったのでは・・・?)

慣れてくると縫うスピードを上げながら取り組んでいました。

 

次は年明けの授業をご紹介します。

皆さま、良いお年をお迎えください

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