前回に引き続き、2025年前期「幼児と表現(早川陽先生)」の授業を紹介します🍃
今回はにじみたらし込みステンシルストイングの3種類のモダンテクニックを実践している様子を紹介します。
にじみたらし込み
にじみたらし込みとは水や絵の具を塗って紙を濡らし、乾かないうちに他の色を広げて紙を動かし、にじませる技法です。

学生は、自分が気に入った模様ができた段階で乾燥棚に運んでいました。筆で描いたのでは出ないにじみや模様に興味を持ったようです。
ステンシル
ステンシルとは、自由に切り抜いた型紙の上から絵具を刷り込み、型紙の模様に色を付ける技法です。
《早川先生の見本》
早川先生より
「絵具の硬さや色をのせる時に使用する道具によって風合いが変わるため、色々な表現ができます。」
と教えていただきました。
学生はローラーやスポンジ、ティッシュなどを用いて様々な表現をしていました。
ストイング
ストイングとは、糸引き絵。
麻紐に絵の具で色を付け、二つ折りにした画用紙にはさんで手でおさえながら紐を引き抜いて模様をつける技法です。
《早川先生の見本》
早川先生より
「糸のはさみ方や引き抜き方でできる模様が変わるため、偶然にできる色合いや線を楽しむことができます。」
と教えていただきました。
学生からは、
と演習ならではの感想がありました。
学生の中にはオリジナルのテクニックを開発するところまで進む場合もあるそうです。
次回も新たなモダンテクニックの技法を学んでいきます🌷