2025年度前期の授業を紹介します。今回は児童文化についてです。
子どもを取り巻く様々な環境とのかかわりを「文化」という視点から考える!
子どもにとっての遊び 遊び空間の意味と役割 子どもとモノの関わり 地域社会での子ども文化と生活 を実践を通して学んでいきます。
授業到達目標
- 学生自身が様々な児童文化の特性や遊びの面白さを体験し、体験の内容や活動を記録し考察しながら、子どもの生活世界や文化のあり方について理解を深めていく
- 文化の担い手としての役割を果たすことや一つ一つの児童文化財の特徴を理解すること
今回は伝承的なおもちゃと遊びをテーマにご紹介します。
5月27日の授業では、「折り紙・切り絵・紙からくりなど紙素材を使った遊び」について学び、
6月3日の授業では、「けん玉とコマ」について学びました。
けん玉やコマは繰り返し練習して技を磨く遊びで、それぞれの歴史、種類、遊び方、競技などについて学び、実際にけん玉とコマに挑戦しました。
実際の様子です。
今回の授業で初めてけん玉やコマを体験した学生もいました。
けん玉には「大皿」「小皿」「中皿」「ろうそく」「とめけん」「飛行機」「ふりけん」「日本一周」「世界一周」「灯台」「もしかめ」等の技があります。
まずは「大皿」からチャレンジ!
児童文化では、
- 伝承的なおもちゃと遊びの他にも教育や保育に関する児童文化財(絵本・紙芝居・シアター素材)
- おもちゃの分類と役割
- ことばと遊び
- 年中行事と子ども
- カードゲーム・ボードゲームの世界
- 子どもとアニメ文化
- ごっこ遊びの世界
- 手作りおもちゃ
- 児童文化に関わる活動や施設等、幅広く多くのことを学んできいます!
次週以降は、おはじきやお手玉、あやとり、文字遊びや絵描き歌、わらべうた等を学んできます。