授業紹介_算数「橋を建設する職人!」

 

2025年度前期の授業を紹介します。

今回は「算数」です。

 

授業概要

児童に身に付けさせたい資質・能力を意識し、数学的な見方・考え方に着目した操作・体験を通して実感的に算数を理解する。また算数・数学のよさを味わう授業を行う。

教育行政や小・中学校での実務経験を活かし、算数を楽しく学ぶ工夫について具体的に示す。

 

テーマ:学習指導要領に示された「算数科」の目標や内容の理解

 

到達目標

(1) 算数科の目標及び5領域の指導内容とその系統性について理解している。

(2) 算数科の主な指導内容について、子どもの概念形成の過程や算数的な思考方法の理解をもとに教材研究の視点をもつことができる。

(3) 認知と情意の関係を理解し、算数・数学のよさや楽しさを感得する。

 

6月19日(木)の授業の様子を紹介します。

 

皆さんは、江戸にある橋を建設する職人です。

今回は、大八車を走らせる橋を建設することになりました。

使える素材はKAPLA100ピースのみです。

机と机の間を40cmにして地面と水平な橋を建設しましょう。

※水平かどうかを調べるために、最新の機器を使ってはいけません。

※後ほど、橋の上にペンを転がして、橋が壊れないかどうかをチェックするかもしれません。

 

☆1 橋を建設しましょう。

☆2 橋を建設する際や水平かどうか確かめるために使った算数や数学はどのようなものでしたか?

 

実際の様子です。

問題を聞いて教授室でもチャレンジしてみました。

 

 

実際に学生が完成させて橋はこちら!

 

色々な形が出来上がりましたね。

実際に橋の上にペンを転がしてみると、しっかりと転がりました!

 

できた橋を見て思うことがあります。

それは、どの橋も線対称な図形になっているということです。

私たちの身近にある橋も線対称になっているものが多いです。

なぜ,線対称な図形が多いのでしょう。

そんなことを考えてみると、算数がさらにおもしろくなりますね。