2010年12月

クリスマスイブ [2010年12月24日(金)]

もうクリスマスイブ。


22日(水)は中高部のクリスマス・キャロル。

先週はいろいろな出会いと別れがあった。13日(月)は前に横浜市の副市長をしていた野田由美子さんと会合で顔を合わせる。今は北京の清華大学で教えているという。またある出版社の編集者の方が、前から私の本の読者で励まされてきたという。心のこもった手紙をいただいて一緒に仕事をする気になったのだが、これぞ著者冥利に尽きる。大学の学生や教員の方から読んだと言われることが、とても少ないのが寂しい。
14日(火)は授業と副学長との打ち合わせの後FM東京ホールで対談。スポンサーが、日本公文教育研究会で再就職を考える女性をターゲットとしたイベントで子連れの人もいるがとても熱心。大学に戻り、その後6時に民主党の代議士や旧友と会食。率直で楽しい会だったが途中で失礼してオーストラリア大使公邸でミッシエル・アラン参事官のお別れ会に出席。パートナーとも久しぶりに会う。彼女は有能で頼りになるクイーンズランド大学同窓生だけに離日は残念。珍しく大使夫人ともゆっくり話せた。たくさんの知り合いに会う。
15日(水)、上廣倫理財団の丸山専務理事。22年ぶりの講演依頼で40歳の頃の写真の入ったチラシが懐かしい。お昼、指定校推薦入学者奨学金授与式。午後、経営協議会、教育会議。ドレスコードについて監事も理事長も厳しいお言葉。まじめ、野暮、かたい、暗いイメージを打ち壊したい気持ちはわかるのだが。私は学生が挨拶をしないのには心の底からがっかりするが、服装は若いうちにハメをはずして失敗して学んでいくのかなとは思う。TPOと程度が問題。心理学科の学生に教育会議(全教員、役職職員が参加する会議)で、本学の学寮研修について発表してもらう。教員に私が「学寮研修の教育的効果は」と演説するより、効果があるだろう。夜は久しぶりに富山県の赤坂会館で東京神通会の会合。早めに終われば富山県知事の報告会に出ようと思っていたが時間切れで失礼。
16日(木)理事会。17日(金)昼、温交会(学園教職員の福利厚生の会)。午後、P&Gの人とNPO法人のあり方についてはなす。夜セルリアンタワーで温交会パーティ。週末は1ヵ月半ぶりにゆっくり家ですごしNHK講座の原稿を書く。夜恵比寿でホームパーティ。勝次官に久しぶりで会う。


20日(月)叔母が緊急入院し、手術したとの連絡。午後5時過ぎに病院に行く。90歳、2年半前に夫がなくなり有料老人ホームで世話を受けていたのだが、かなり容態は深刻。そのため夜のキャンドルナイト(学生主体のイベント)は見ることができなかったが評判は上々。新しいことをチャレンジする輪が広がってほしい。大学基準協会の報告書も私たちのまじめな取り組みが評価されている。報告書をまとめた関係者の皆さんの努力に深く感謝する。

どうかお元気でよいお年を迎えてください。

コスモス館 [2010年12月14日(火)]


 12月6日(月)の夕方は溝の口で多文化共生のイベントで国連開発計画(UNDP)の親善大使の紺野美沙子さんと対談。とても真面目な方で気持ちよく話せた。田園都市線はよく利用する線だが溝の口で降りたのは初めてである。年賀はがきを販売していた方に道を聞いたら、ご親切に追いかけてきて一緒に会場の入り口まで案内して下さった。心が温かくなる。

 7日(火)のお昼は公共政策調査会の薬物乱用防止に関する論文審査会。昨年の青少年非行防止などに比べ応募作が少なかったらしい。昭和女子大学でもこうした論文募集にどんどん応募するよう学生に勧めなければならない。一位になった論文は学生が中高生にボランティアとして薬物使用の恐ろしさを教えさせるという提案が評価された。覚せい剤は再犯累犯が多く、マリファナは初犯が多いという事実、一般の関心の低い中で広く蔓延している薬物の恐ろしさなど、いろいろ知る。
 夕方、文化研究講座の第九のチケットを買っていたのだがある会合と重なり、途中で退席してはかえって悔しいと思ってあきらめる。古くからの友人が落選したのを励ます会なので、当選して多勢が詰めかける会なら欠席してもいいがそうではないだけに出席を優先する。久しぶりで多くの知人に会い、中締めの挨拶をする。

 8日(水)実践倫理の授業、「女性と法律」について話す。民法の離婚にかかわる判例の変更や選択的夫婦別姓制度、DV法、児童買春禁止法など興味のありそうな話題を選んで話したのだが、単に居眠りではなく、ふんぞり返っている態度の悪い再履修席の学生がいたので退場させる。よそで講演するときはみなさん熱心に聞いて下さるのに、態度が悪い学生がいる。本当に情けなくなる。髪の毛は黄色で服装と言い何か不満・不幸なのだろうが、まじめな学生に対し失礼だし、放置・無視してはおけない。

 11時クイーンズランド大学の内山先生来訪、交流協定が実現してほしい。3時コスモス館(学生のクラブ部室用の建物)のオープニングでテープカット。こじんまりしているがぜひ有効に活用したい。夜はサントリーの佐治社長を囲むダンディウーマンの会に久しぶりに出席して乾杯の音頭。

 9日(木)は今年最後の大学部局長会で議題が盛りだくさんで長くなる。1時から博士論文の審査。3時から入試関係資料の写真撮影とインタビュー。薄い色の服をとか、注文が難しい。4時半大学院委員会、7時、大学時代の友人たちと前コロンビア大使の帰国の送迎会。赴任中もよく勉強し現地の人たちともよく付き合い、今はコロンビアに関する本を執筆している。やっぱり財務官僚の中でも彼は快男子と改めて尊敬。10日(金)は3時半雑誌の対談。

 11日(土)は三原まで新幹線で行き、光葉同窓会広島県支部の方々と写真撮影した後、一般の方も交えた講演会。みなさん熱心に聞いて下さる。その後サイン会、懇談会、懇親会。幹事の方たちが本当に心のこもったセットをしてくださり、三原市の教育委員会の方々もよくお世話してくださる。
 翌朝は7時に起きてしまなみ海道ドライブに連れて行っていただき、真っ赤な朝日が瀬戸内海から昇るのを見る。大山祇神社で朝の祝詞を聞き、宝物館で斉明天皇の鏡、義経、頼朝の鎧など感慨深く参観。その後山口まで行き、ひとづくり財団の講演。

皇太子殿下ご来校 [2010年12月06日(月)]

 あっという間に11月が終わった。11月29日(月)は心理学科チームが社会人基礎力育成グランプリ関東地区予選に出場したが決勝進出ならず。残念だが意欲ある応募は誉めてあげたい。私は夕方岡崎で講演。

 30日(火)は授業の後エストニアの大使が訪問して下さる。志摩教授、稲川客員教授のご縁である。素敵な砂時計とエストニアの写真集をいただく。いつもお返しにできる大学グッズがなくて申し訳なく思う。
 午後、東芝会長の西田さんと対談。とてもエネルギッシュで、話題が尽きない。この分野の企業は厳しい競争にさらされている。生き残りをかけて改革を続けておられるのに比べ大学はその危機感が乏しいのではないかと心配。
 総務省統計局の幹部と国勢調査の話を聞く。こちらもどんどん改革中。私が一緒に働いた若手も今は皆課長以上の幹部となりそれぞれ頑張っている。会食後職場に帰る人も多い。先日は別の省の人たちだが9時過ぎまで大臣説明で食事に来られなかった。相変わらず公務員の長時間労働は改革されていない。
 私は自宅近くのジムが11月末で閉鎖になるのでフィナーレのプログラムに参加。オーストラリアから帰国後11年間通ったので、一つの時代が終わる感じでさびしい。

 この時期、来年度からの常勤、非常勤の教員の人事案件が多い。昭和女子大学は少人数教育、開設科目の多さを学生サービスとして教員もたくさんのコマを持っている。しかし少人数授業は基礎ゼミと卒論指導で徹底し、他は必修の科目を絞るとか、標準履修計画を作りそれに必要な科目を開設するというようにすべきではないだろうか。

 12月4日(土)にベトナムホイアン国際シンポジウムが開催され、皇太子殿下、彬子女王殿下がご臨席。3日(金)の夜は歓迎のレセプション。昨年2月にお目にかかったカイン ベトナム歴史学会会長やハノイ国家大学のリンさんに再会。警備は大変だが皇太子殿下をお迎えするのは非常に名誉なことで、また、参加者も多く発表もレベルが高く私のような専門外の人間も楽しく聴けた。国際文化研究所の20年以上の取り組みはしっかり実っている。
 この日はノーベル賞の益川教授の楽しい講演、大学院人間教育学専攻の新学習指導要領のシンポジウムもあったが、ご挨拶だけで十分聞けなかったのが残念。