7月20日(月)、3年生必修科目の「コンシューマーマーケティング」で株式会社TNCの小祝様をお招きし、「世界の食潮流」について講演していただきました。
この講演では、コロナ渦に伴う食スタイルの変化、スパイシー需要の高まり、SDGsに沿った提案、五感を活用したエンターテイメント性の追求など、自分の情報収集では知りえない最先端の海外トレンドを深く学びました。
例えば、コロナ渦に伴う食スタイルの変化。
世界全体で自粛生活が進み、家で過ごす時間が増えたことで、食との関わり方も変移していきました。それに付随し、以下のサービスが支持されているそうです。
それは、
・種や苗の需要増→供給不安解消のために、食物を自家栽培する。(アメリカ)
・お菓子やパン作りキットの販売→心を癒すため。家族と共同作業をするため。(アメリカ)
・ヨーグルトや納豆の発酵家電が人気→自宅で免疫力を向上させる食物をつくる。(中国)
・ミシュランシェフのオンライン講座→単調になりやすい自宅調理をより贅沢に楽しむ。(スペイン)
・高栄養レディミールが人気→ゲームやパソコン作業などの合間に、手軽に栄養を確保できる。(アメリカ)
…などです。
時流に沿った消費者ニーズを、どうサービスに落とし込むのか。
この講演では、サービスの具体例から、そのような抽象的な思考を身につけることが出来たと考えています。
また、食を愛してやまない人が多い食安全マネジメント学科にとって、今回の講演は有意義な学びになりました。
小祝様、貴重なお話をありがとうございました。
学科3年生 Y.O