【コンシューマー・マーケティング論】特別講義(これからの海外マーケティングについて)

こんにちは!2年のH.Tです。

今日は、2年生必修科目のコンシューマー・マーケティング論の特別ゲスト講義についてお話します!

株式会社TNCの小祝社長が特別講師としてお越しくださり、海外マーケティングの重要な3つのポイントについての講義を行ってくださいました。

TNC社は、世界70か国に広がる日本人ネットワークを活用した市場調査を行い、日本企業や自治体の海外展開をサポートしています。

 

普段の講義では、青木先生の指導のもと、グループワークなどを通じで実践的なマーケティングを学んでいますが、今回の講義では、理論を応用した具体的な内容や問題解決への過程にも焦点が当てられていました。

特に、海外展開において「現地の生活者視点からの情報収集を徹底している」という印象が強く残っています。

実は私にはドイツ在住の友人がいるのですが、大学の講義で学んだ「ドイツの6時間労働の広まり」について話すと、「私が住んでいる田舎ではまだないかな」と言われたことがあります。やはり、現地生活に入り込んでいる人でないと本質的なニーズや急速なトレンドの変化を発見することができないんだなと改めて感じました。

「彼を知り己を知れば百戦危うからず」ということわざのように、ビジネスを展開する際には多角的かつ徹底的な情報収集が需要であり、これらが成功のカギになると感じました。

 

レクチャー後に、私は

「海外進出に前向きでない‘’建具など木を扱う生産者‘’への、効果的なアプローチ方法。」

について質問をしました。

小祝社長からは「まず、‘’海外に進出しなければ事業継続が危うい‘’という危機感を持ってもらうことが必要」という回答をいただきました。さらに、「まずは木の良さを実感できる雑貨を作ってみては?」という具体的な提案をしてくださりました。

やはり、自分達の本質的な価値を正確に知ることが、新しい市場へ進出する上で、とても重要であることが分かりました。また、小祝社長の提案のように、生産者が直面している課題に対して新たな視点を提供することで、一歩踏み出すきっかけにもなるのではないかと感じました。

 

現代の日本では人口減少が問題になっていますが、世界では人口が増加しており、それに伴い市場も変化しています。グローバルな視点でのマーケティング戦略が、今後ますます重要になるかもしれません。

 

小祝社長、大変貴重なお話ありがとうございました‼レクチャーしていただいた、実践的で最先端を行く視点は、これからの私達のキャリアに活きると確信しています!