若杉亮介先生(Byte Bites株式会社代表)を外部講師にお招きした授業(生理学実験)2回目の紹介です。
デジタルフードデザイナーの若杉先生には、3Dフードプリンターを活用した新しい食に挑戦する取り組みとフードデザインの底知れぬ可能性や面白さを解説していただきました。
食品専用3DプリンターFOODINI(Natural Machines社)を使いプリントされる作品は一体なにか?🤔出力の後半までさっぱりわからなかった学生&教員K&助手Hでした。
今回の食材は2種類、マッシュポテト粉末とカスタード粉末という未知の組み合わせ。味を想像できません。
完成した食品は「3D Dog」でした🐕。尻尾のふくらみ、耳や鼻先のとがったところなど、犬の全身が立体的に再現されています。
なめらかな舌触りとカスタードの優しい甘さを特徴とする「洋風の和菓子」。おいしさと見た目の両方で感動しました。
食に関する課題が増える中、技術の発展にともない、食の選択肢が増えています。3Dフードプリンターを利用する環境も少しずつ増えているようです。「おいしく楽しく安全な食」を支えるため、えんげ機能をサポートする現場でも3Dフードプリンターの活用が期待されます。
食安全マネジメント学科には「食品」に関心の高い学生が集まっています。「未来の食」を担う学生たちの学びに新しい刺激をもたらしてくださった授業でした。