8月25日の学長ブログ

 8月17日(土)は私の誕生日。昔青雲の志、さだたり白髪の歳、もう祝ってくださる人も少なくなった。
 米子で鳥取県教育委員会主催の県民大学で講演。同窓会の方が花束を差し入れてくださり、講演終了後サイン会にも来てくださる。終了後お目にかかる予定にして、友人の迎えを遅らせてもらっていたのに、連絡が悪く遠慮なさる。しばらくして友人が迎えに来てくれて大山神社に参詣。神仏混交のなかなか素敵な神域。市営の温泉に入ったあと自宅でご夫妻と夕食。大学時代に戻ったみたい。
 次の朝、米子空港から帰京。その後、次女が子供を連れてきて少しベビーシッター。夕食は長女がセットしてくれたレストランで、みんなで食事。俯仰天地に愧じず、子供たち家族がみんな元気で、仕事があることに感謝すべし。
 19日(月)は久しぶりで大学へ。いろいろなメールや書類の整理。
 20日(火)は午前中植松さんとボストンの関係について話す。その後、入試についてアドミッション部長。午後は明日からカーペットの張替えというので川崎さんに手伝ってもらい持ち物整理。私は整理が苦手でついつい先送りするが1か月に1回はこうした整理をするとよいと痛感。同友会の方などと大手町で夕食。
 21日(水)はカーペットの張替えで休んでよいということだったのだが出勤。女性文化研究所でメール処理や、図書館で論文用の文献調べなど。i-Phoneの送信機能がおかしかったのを時田さんに直してもらう。夕食は青山で。亀山さんなどとロシア情勢、プーチンなどについて話す。
 22日(木)は箱根湯本で信用金庫組合のトップセミナーで講演。全員男性。片岡常務理事が30年前に私が機関誌に書いた記事のコピーを下さる。我ながら若い写真。箱根も暑い。
 23日(金)は朝7時の飛行機で熊本へ。県庁の車で熊本駅、A列車(JR九州の特別列車)、シークルーズと乗り継いで天草へ。熊本未来会議リレー講演で天草の観光について講演と知事を囲んでの鼎談。観光や地域おこしは私の専門分野ではないだけに自由にいろんなことがいえる。夕方は、アレグリアという素敵な宿へ。海を見晴らす素晴らしい部屋。ちょうど虹が海の中から弧を描く。知事と夕食。2次会には天草市長夫妻、ホテルオーナーの錦戸夫妻も加わり楽しいおしゃべり。
 24日(土)は朝から車で天草の名所めぐり。天草灘は風光明媚。「5足の靴」の大江天主堂、崎津天主堂、天草コレジョ館、牛深など訪れる。観光ボランティアの方が故郷を愛しておられるのがよくわかる。与謝野鉄幹は、後年、晶子と再訪しているように魅力的な地域。南蛮船だけでなく、難破した遣唐使船など海は多くのものをもたらしたのだ。県庁の内田さんもアートポリスなどいろいろ思いを聞かせてくださる。天草エアラインで福岡へ。そのあと予定を変更して昔からの知人が市長選挙に出るというので佐賀へ。断続的に強い雨のなか400人ほど来てくださる。
 25日(日)は羽田から大学のオープンキャンパスへ。曇り時々雨の中、多数の来場者でにぎわっていた。夕食は鈴木雄二さんの古稀のお祝い。