2022年4月4日理事長ブログ

4月1日、2022年度がスタートした。新任教職員を迎え、改めて昭和女子大学が何を目指すかを問い直さなければならない。4月2日は昭和女子大学大学院、大学の入学式を挙行。3月27日に満開を迎えた桜が何とか持ちこたえてくれて、新入生と保護者で学園は華やいだ。4月3日は冷たい雨なのでタイミングが良かったなと改めて感謝。民法が改正され18歳の新入生に自覚を呼びかけたが、ピンと来なくても言っておくことに意義があると思おう。
この1週間は年度末と年度初めで関係行事での挨拶が多かった。それぞれに心を込めて聞く人に伝わるように話しているつもりだが。SNSで「いいね」が欲しいのと同じで反応がわからない。
3月28日(月)午前中はMS&ADの取締役会等で9時前から新川に。隅田川に桜が映えて、「花」のうたのよう。11時半すぎに終わり、お茶の水へ。少し早く着きすぎて昼食をとってからコトブキシーティングの本社へ。清水研究員など女性文化研究所の研究チームの発表を聞く。新しい働き方の研究と今後のアドバイスでよい成果が得られたのではないかと思う。ぜひいろいろなところで発表してほしい。その後東京学校支援機構(TEPRO)へ。こちらも4月1日付で人事異動が多く、挨拶や打ち合わせが多数。公務員なので皆さん挨拶はしっかりしてくださる。早めに終わったので17時ごろ大学に戻りメール対応など。夜外務省の友人夫妻と夕食。
3月29日(火)9時20分国際交流センター(CIE)の報告。最後まできちんと仕事をしていただいて感謝。10時富山中部高校の後輩の堂田Northwestern大学院教授が来校。富山県出身でもこういうグローバルで活躍している人がいるのだと改めて感動。どんな時代でも出身でもやる人はやるのだ。エネルギーが満ち溢れ発想も自由で話に引き込まれるが時間切れで大学ミーティング。14時環境省中井事務次官に表敬訪問。初めてお目にかかったがいろいろ協力していただけそうな予感。再会を約して15時日本公認会計士協会の顧問会議に出席。夜ジム。インストラクターも人事異動するらしい。
3月30日(水)大学へ一度立ち寄ってから三菱みらい育成財団理事会。15時帝国ホテルでヘルシー・ソサエティ賞の審査委員会。ファウチ首席医療顧問も来日。この会は学ぶこと多し。夜ジム。
3月31日(木)10時児玉人事部長。11時10分退職退任式。40年以上昭和女子大学を支えていただいた方たちが退任。その一方で短い期間でやめて退任式にさえ出席しない人もいる。こうした経験切り捨て型の人生を歩んでいると、長く生きていても人間として蓄積がないまま年だけ過ぎていくのではないか。13時本合新学科長。13時30分志摩副学長(現国際文化研究所長)、伊藤キャリア支援部長、藤島新全学共通教育センター長とキャリア科目の打ち合わせ。全学共通教育センター(旧総合教育センター)でも、各学科でも少し違う科目が行われているのはまずい。14時30分三菱総研取締役会の事前説明。15時30分沼学園本部長、垣上業務部長。18時30分品川で夕食。
4月1日(金)8時40分新任者辞令交付。告示。助手さんや保育教諭のように若い人からシニア・ベテランの教授までバラエティに富む方たちなのでむつかしい。

10時30分教育会議で新任の教員、昇格者の紹介。新年度の施政方針演説。11時30分大学部局長会。ここでも簡単に挨拶。13時30分昭和ボストンシュワルツ学長が挨拶にみえる。植松さん、星野さん同席。14時15分東京学校支援機構(TEPRO)新年度の挨拶をTeamsで。15時日本語日本文学科の学生が作った辞書と百人一首の解説。日本語日本文学科は本当に意欲的に新しい試みをしているがどうしたらもっと社会にアピールできるだろう。16時新年度職員の集い。エンゲージメントを高め、自立・自律した社会人職業人として行動してくださるようお願い。
4月2日(土)よく晴れて入学式を桜も祝福。昼食前に新しく整備された広場を来賓の皆さんと見学。夕食は新宿で川島家とかぐみたちと。
4月3日(日)は冷たい雨。花見ができるかと思っていたが家でパソコン。ジム。夕食に内山さん。

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■今週の「MARIKO ON MEDIA」■(大学ウェブサイト「ニュース」掲載情報より)
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2022年3月30日
大学 坂東眞理子 理事長・総長
高志の国文学館の企画展示で活動が紹介(3月30日~6月6日)
富山県にゆかりのある著名人として、これまでのあゆみや作家活動、本学での取り組みなどが紹介されます。

個性きらめく富山の女性作家たち展 第2期「多彩な活動の展開」
【会  期】2022年3月30日~6月6日
【開館時間】9:30~18:00
【休 館 日】毎週火曜、5/6(金)※5/3(火・祝)は開館
【会  場】高志の国文学館(〒930-0095 富山市舟橋南町2番22号)
【拝 観 料】一般400円、大学生200円
【主  催】高志の国文学館 
【共  催】北日本新聞社、チューリップテレビ
詳細は文学館ホームページ(外部リンク)をご確認ください。

2022年3月27日
大学 坂東眞理子 理事長・総長
公明新聞 1面
公明新聞の創刊60周年に向けて、コメントが掲載されました。