日本文学専攻 卒業生紹介

2006年に、昭和女子大学大学院文学研究科日本文学専攻の博士後期課程を修了し、博士(文学)の学位を取得しました。現在は、中国上海交通大学外国語学院の准教授で、日本語学科の副学科長として活躍しています。

研究分野は、『源氏物語』を中心とした古典文学や中日の比較文学で、授業では、大学院で学んだ日本文学の知識を生かして、日本語を専門とする中国の学部生及び修士課程の大学院生に、古典文学や文法、翻訳などを教えています。外国語の学習は言葉の修得と共に、その国の文化や文学に興味を持ってこそ、国と国との橋渡しの役割を担い、真の国際交流ができるという教育理念を持って、学生と接しています。

黄建香
(文学研究科日本文学専攻博士後期課程、平成17年度修了)