【言コミ】社会人の修了生・在学生からのメッセージ 第2弾

大学院で学ぶ動機は様々です。
また大学院で学ぶことで得られるものも人により異なります。
言語教育・コミュニケーション専攻で学んだ修了生、現在学んでいる在学生の声を集めてみました。
第2弾は日本語教育の修了生からの声をお届けします。

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●Cさん:
【本学日本語日本文学科で日本語教育主専攻単位を修得し、大学院へ進学。
日本語学校で非常勤講師をしながら修士課程修了。在学中に日本語教育能力検定試験にも合格し、
修了後は専任教員として日本語学校に勤務(コロナ禍で現在仕事を離れている)】

私は高校生の頃に日本語教師という職業を知り、そこから日本語教師を目指して大学に進学しました。
大学で日本語教育について学び、教師の資格を得た後も、もっと知識を深めたいと思い、
日本語学校で教えながら大学院で学ぶことに決めました。
大学院では、日本語学習者のオノマトペ習得について研究しました。
習得がなかなか難しいとされるオノマトペを、どのように教えれば習得しやすくなるか、
音象徴指導の観点から研究しました。

卒業後、研究で得たことを基に日本語学校で授業を行い、学生に楽しんで学んでもらうこともできました。
また、日本語学校で非常勤講師をしながら通っていたので、授業で学んだことを自分の指導に生かしたり、
自分の指導で気になったことを授業で聞いたりすることができました。
同じように日本語教師をしながら通っている方や、日本に留学している方々と一緒に学んでいたので、
幅広い視点で考えることができたと思います。

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●Dさん
【中国の大学を卒業後来日、大学院に入学。
大学院では中国人日本語学習者のコロケーション習得について研究し、修士号を取得。
中国に帰国後は、日系企業での勤務を経て、現在は高校で日本語教育に従事している】】

中国の大学で日本語を専攻として四年間勉強しました。
日本語を勉強しているうちに、卒業後、自分の理想的な仕事は日本語を教えることであると強く意識するようになりました。
この目標を実現するのに、日本語教育に関する知識をさらに多く勉強する必要があると考え、
大学院の進学を決めました。
中国の大学で日本語を勉強した私は書く能力にはある程度自信がありましたが、
話す能力についてはまだ全然駄目だと考え、ネイティブの環境で日本語を続けて勉強するために、
日本の大学院に入ろうと思いました。

現在は、中国の高校で日本語を教えています。
大学院で学んだ日本語学や教授法などの知識を活かして教えています。
教えている生徒達は日本語を大学入試の一科目として勉強していますので、
とても重要で価値がある仕事だと思っています。今年の夏、教えた生徒が初めて大学を受験します。

大学院を修了して既に三年目になりました。
最も申し上げたいのは、いつも親切にしていただいた先生方と同じ専攻で一緒に学んだ仲間達への感謝の気持ちです。
言コミ専攻に入って、先生方や共に学んだ仲間に出会えて、本当によかったです!

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引き続き学生の声をお届けしていきます。

言語教育・コミュニケーション専攻