昭和女子大学大学院の心理学専攻では、大学院生の研究発表の場として、M1の秋、M2の夏に中間発表会を行い、M2の冬に修士論文を提出した後、最終発表会を行っています。
2022年度M2修論中間発表会
今年度のM2修士論文中間発表会が7月5日(火)に行われました。
今年のM2は、以下のような研究テーマで幅広く研究を行っています。
- 睡眠
- 結婚観
- 自己概念の分化
- 嫉妬
すでにデータをとり分析を行っているM2も多く、研究目的だけでなく、具体的な尺度の項目や分析結果について、心理学専攻の教員からたくさんのコメントがありました。
発表前に想定していなかった質問もあり、戸惑ったこともあったと思いますが、修士論文をより質の高いものにしていくために、今回のコメントを生かして研究を進めていってほしいと思います。
また、M2修論中間発表会には、毎回M1も参加しています。
先輩たちの姿をみながら、自分がどんなことに興味があり、どのような方法で研究をすればよいのか、臨床的・社会的にどのような意義があるのかなど、研究テーマを深掘りするとともに、発表の仕方などを学んでいってほしいと思います。
心理学専攻での研究の様子は?
心理学専攻の修了生が行った研究は、生活心理研究所紀要にも掲載されています。
2022年3月に発刊された最新号の生活心理研究所紀要では、2020年度の修了生の研究が掲載されました。
三輪 可那子・藤崎 春代(2022)母親の養育態度と娘が母親に向ける感情・認知の関連 ―思春期から青年期にかけての変化に注目して― 生活心理研究所紀要,24,99 – 109.
ブログでは、紀要論文の内容だけでなく、研究で苦労したことなど、修了生本人の声も紹介していますので、論文とあわせてご覧ください。
【心理学専攻】2022年度 紀要論文紹介:母親の養育態度と娘が母親に向ける感情・認知の関連 ―思春期から青年期にかけての変化に注目して―
また、心理学専攻の大学院生が行った研究テーマ例や専任教員の紹介は以下のページもご覧ください。
心理学専攻の大学院生の研究テーマ例や専任教員についてはこちら
心理学専攻