2022年9月27日から29日に、軽井沢にて合宿研究が行われました。軽井沢の豊かな自然に囲まれながら学ぶことができ、院生同士の仲もさらに深まりました。
1日目
合宿所にて開校式を行い、午後はオンラインでの授業や、自然散策を通しての授業など、五感を使って学びました。特に、白數先生の授業で散策をした際には、視覚に頼りすぎず、触覚や聴覚でも感じるということをテーマに散策しました。また、「なぜ?」という疑問を大切に散策しました。実際に自然に囲まれると、様々な種類のキノコが生えていたり、モグラの穴があったりしました。1人で散策していたら気が付かなかった事も、皆で散策した事によって、視野が広くなった気がしました。また、鳥の鳴き声やキノコの触覚など、座学だけでは分からない事も実をもって学ぶことができました。そして、多くの「なぜ?」を集めることができ、その場だけでない、深い学びとなりました。
2日目
午前中はサムエル幼稚園を訪問しました。サムエル幼稚園では、「インクルーシブ教育」を実践しており、園内には、簡易個室を作れるようなパーテンションや視覚的支援がされていました。また、外の畑では子どもたちが土と触れ合い、野菜や植物を収穫しながら楽しんでいました。私たちにも子どもたちに勧められ、ホオズキノ実を初めて食べましたが、プチトマトを少し甘くしたような味で、とても美味しかったです。午後は石の教会や軽井沢タリアセンに行き、ゆっくりと観光をしました。石の教会では結婚式が行われており、中を覗くことはできませんでしたが、外観もとても素敵でした。
3日目
オンラインでの授業がありました。前期は受けられなかった先生のお話を聞くことができました。特に今井先生の食育についての授業では、留学生から母国の食について教えてもらい、日本の事だけでなく、様々な国と地域の食について学ぶことができたと思います。また、調理実習についても国や地域の特徴があることが分かり、大変面白かったです。