内閣府グローバルリーダー育成事業参加②

サヤカさんの報告第二弾です。
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画像は、日本丸のドルフィンホールです。

全体の研修が終わって、早いもので6日経とうとしています。
研修中の様子を随時報告するつもりだったのですが、全体のスケジュールが詰まっていて、なかなか書く時間が取れませんでした...あっという間の一か月でした!笑

みなさんに、この『グローバルリーダー育成事業』が素晴らしい事業であるか、
そして、参加することを前向きに考えていただくためにも、これから2回に分けて、紹介したいと思います。
事後報告という形になってしまいますが、船での出来事、海外研修先であったメキシコで、私が体験したことについて簡単に紹介できたらと思っています。

その前に、私がこの研修に参加して本当に良かったと思うきっかけとなったエピソードを紹介させてください。

メキシコで、私たちの研修のお世話を7日間してくれたのは、この事業(元は青年の船と呼ばれていました)に参加した既参加青年のみなさんでした。
私たちが海外研修で行うことの全ては彼らが全て考え事前に用意してくれていました。
どこへいっても厚い歓迎と、おもてなしをうけました。メキシコでそんなに歓迎されるとは予想していなかったので、驚き、とまどい、『なぜこんなに尽くしてくれるのか』と正直疑問に思いました。

あるとき、日本人参加青年が、メキシコの既参加青年に聞いたそうです。
そのときに返って来た答えは、
「僕は、この事業にとても感謝しています。それは、僕の人生を大きく変えてくれたから。だからこそ、この船の事業でメキシコに来る参加青年には僕らが受けた以上のおもてなしをしたい。この事業に参加したことを本当に僕は感謝している、だから君たちにもこの事業が日本政府によって運営されているということに誇りを持ってほしい。」
(これは、忠実に訳されたわけではありませんが、だいたいこのようなことを言っていました。)
というものでした。

私がこの事業に参加したきっかけは、単に「おもしろそう」という興味でした。しかし、彼の言葉は、私にこの事業に参加することの意義について、深く考えるきっかけになったと思います。
まず、こんなにも強く日本を好きでいて厚くおもてなしをしてくれる、既参加青年がメキシコだけではなく、世界中にたくさんいるであろうということについて考えました。そして、人生を変えるような経験を人に与えられるこの事業に参加できたことに誇りと、この事業に終止符を決して打ってはいけない、続けていかなければならないという責任感を感じました。
この話をしてくれた彼は、普段は冗談を連発するようなユーモアの溢れる人です。その彼が、真面目に日本に対する気持ちを熱く語ってくれたことがとても嬉しくもあり、さらに重みのある言葉として印象づけられたのだと思います。

たった2回の紹介だけで、この事業の紹介をするには無理があるかもしれませんが、楽しそう、面白そう。というわくわく感がみなさんに伝えられればいいと、心から思っています。