日独学生青年リーダー交流【学生レポート】 [2016年10月13日(木)]

こんにちは。英語コミュニケーション学科4年のモエカです。 先月、私は文部科学省とドイツ連邦家庭・高齢者・女性・青少年省主催の「日独学生青年リーダー交流」に参加しました。テーマは若者の社会参画です。この事業には日本の全国各地から集まった高校生から大学院生までの23人が参加しました。日本で2回の合宿セミナーがあり、ドイツ団員とのディスカッションを通し、ドイツと日本のボランティアや社会参画について学びを深めてから9月13日から27日の2週間ドイツに行ってきました。

 

私たちはベルリン、ラーヴェンスブリュック、ドレスデンを訪れ、環境保護、教育、難民支援や政治などの分野でドイツの若者が主体となって活動しているボランティア団体と様々な意見交換を行いました。ベルリンでは市内研修でベルリンの壁やブランデンブルグ門を訪れ、東西ドイツの分断と統一の歴史について学びました。

 

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また、ラーヴェンスブリュックの強制収容所では女性看守たちが実際に暮らしていた建物に宿泊しました。ここから歩いて5分ほどのところには実際に収容者が虐殺や強制労働させられていた建物や銃殺所、焼却炉がありました。この合宿では、15人のドイツ団員も加わり日独混合の3グループに分かれ民主主義と住民参画をテーマにシミュレーションを行い、自分たちの考えを自由に述べることができました。今、私たちは強制収容所跡で自分の意見を自由に述べることもできるし、楽しくキャンプファイヤーをしたり、国を越え、交流をしたりしているけれど、昔は自由のない生活を強いられ、人間が人間として扱われない世界があったことの対比に複雑な気持ちになりました。同時に、今の私たちがこうして自由に考え、意見を言い合えることがどんなに尊いことか考えることができました。そして、今を生きる私たちが、過去にこんなに残酷なことがあったことを忘れず、後世に伝え、二度と繰り返さないようにしていくことが大切だと感じました。

 

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日本での2回の事前合宿に始まり、ドイツでの2週間を通して、改めて民主主義や社会参画の大切さについてたくさんのことに気づきました。また、ドイツの若者の政治参画や社会参画への積極性や、社会は自分たちで変えられるという姿勢に感銘を受けました。帰国して2週間が経ちますが、以前よりニュースを身近に感じ、私たちで変えていけるかもしれないと考えられるようになりました。この事業に参加できたこと、素晴らしい仲間に出会えたことをとても嬉しく思います。これからもしっかりと様々な問題意識を持って日々過ごしていきたいです。