【学内プロジェクト活動】Leaders Academy:精進料理の観点からSDGsについて考える

皆さんはじめまして。英コミ3年のNorikaです!

今回は、私が1年間参加させていただいた「Leaders Academy:コクチャレ」という学内プロジェクトで実際にどのような活動を行っていたかについてご紹介したいと思います。

今年度のLeaders Academyは、SDGの達成に向け、学生の立場を活かして貢献するというもので、私たちのチームは「SDGs×食」をテーマに「精進料理」を広める活動をしていました。皆さんは精進料理をご存知ですか。精進料理とは、近年注目を集めているヴィーガンの先輩で、肉や魚などの動物性食品を使用しない、仏教と結びついた食事のことです。実は肉魚の摂取を控えることはSDGsに大きく貢献します。例えば、家畜のげっぷによる温室効果ガスを減らし、放牧のための森林伐採が防げます。また、家畜の飼育にかかる莫大な水や飼料も減らせます。

新しいものを外から取り入れることも素敵ですが、実はまだあまり注目されていない世界に誇れる素晴らしい文化が日本にあることを学びました。そこで私たちは、この素晴らしい日本食文化である精進料理を広めるべく、「Daily精進」という名で、皆さんにとってこの精進料理をより身近に感じてもらい、美味しく楽しく、無理なく環境貢献できるということをインスタグラムで発信することにしました。

「Daily精進」では、女子大生がつくる簡単な精進料理のレシピ、楽しく学べる豆知識について、日本語と英語で投稿しています。若者の目に入りやすいよう、カラフルでおしゃれなレシピを作ったり、手書きオリジナルイラストを使用したりなどの工夫をしています。#dailyshojinとインスタグラムで検索すると、すぐに見つけられると思うので是非フォローといいねして頂けると嬉しいです!

実は、私たち精進チームは、学外のSDGsコンテスト「SDGs探求AWARDS 2021」にも参加させていただき、光栄なことに審査員特別賞を受賞いたしました。活動をする中で、「Daily精進」が社会にどう受け入れられるのか、初めのうちは正直不安な部分もありました。 しかし、この活動を通して、違う学科・学年の仲間に出会い、SDGsや精進料理について学び、広めるという活動ができたこと、そしてそれらを高く評価して頂いたことを大変嬉しく思います。

たくさんの可能性を秘めた精進料理、そして「Daily精進」が今後、皆さまの日々の食事における新しい選択肢としてより身近な食文化になり、1人でも多くの方に愛されることを願っています!最後まで読んでいただきありがとうございました。

↑精進チームメンバー(背景の野菜キャラクターは、各メンバーをモチーフにしたオリジナルイラストです!)