ボストン留学通信 No.13「ボストンで感じる温かさ」

こんにちは。英語コミュニケーション学科2年のメイです。私は現在、昭和ボストンに留学中です。ボストンに来て、もうすぐ5か月が経ちますが、時が過ぎるのがとても早く感じます。外を歩くと未だに新しい発見があり、街を歩いているだけでも楽しいです。その中でも特に強く感じたことを書きたいと思います。

それは、「人の温かさ」です。街で道に迷っていそうにしていると、すぐに声をかけてくれます。また、友達と写真を撮ろうとしていたときも、「撮ってあげようか」と声をかけてくれました。コンサートに行ったときにアクセサリーを落としてしてしまったときは、周りにいた方々が一緒に探してくれました。街を歩いていると、挨拶のように服装を褒めてくれるときもあります。全く知らない者同士なのに、このように声を自然と掛け合える風潮はとても温かみがあります。

一方日本では、街の人々に対して他人という認識で、無関心であるように感じます。SDGsについての授業のプロジェクトで、カナダに住む盲目の方にインタビューをしました。その方は、日本に行ったときに、声をかけてくれる人がいなく、街の空気が冷たかったと言っていました。カナダやアメリカには点字ブロックや盲目の人のためのサポートは少ないが、周りの人々が必ず声をかけくれるそうです。その国がもつ文化や習慣を変えることは難しいと思いますが、日本もこのように自然と声をかけられるような環境になれば街の雰囲気がよくなり、もっと魅力的な国になるのではないかと感じました。

私のお気に入りの場所を少し紹介したいと思います。これは、昭和ボストンから見える景色と美術館の写真です。ここに来るといつも空が綺麗に見えます。また、ボストンには美術館がたくさんあるため、数多くの芸術に触れることができます。

ボストンは魅力的な文化や自然がある、とても素敵な街です。日本では体験することのない経験から、気づくことや感じることがたくさんあります。残りの4か月も、一日一日を大切に過ごしていこうと思います。