【英コミ新任教員紹介】菅野遼先生(メディア論/修辞学: 言葉の組み合わせの中で生み出される力の研究)

本日より連載企画として、英語コミュニケーション学科の新任の先生方をご紹介いたします。第3回目はメディア論と修辞学がご専門の菅野先生です。

英語コミュニケーション学科新任教員の菅野遼です。専門領域はメディア論や修辞学ですが、例えばヒトとモノとの共生を想像させるような話す機械の研究、テクストに潜むさまざまな声の研究、言葉の組み合わせの中で生み出される力の研究などに取り組んでいます。

米国北西部のミネアポリスという都市で長い留学生活を送りましたが、「アメリカの冷蔵庫」と呼ばれるほど寒いミネソタ州の冬を乗り越え、夏は湖畔でのサイクリング、カフェや公園での読書、美術館や映画館めぐり、スポーツ観戦や星空鑑賞をしたことが記憶に残っています。『グレート・ギャッツビー』で知られる小説家F・スコット・フィッツジェラルド、世界初の大西洋単独無着陸飛行に成功した飛行家チャールズ・リンドバーグ、ノーベル文学賞受賞で有名な音楽家ボブ・ディランらが生まれた場所での生活は、TVでよく見る東海岸や西海岸の生活とは異なる、自然豊かで青々しいアメリカが存在することを実感させてくれました。

2022年度に担当する授業は、「メディア技術と倫理」、「国際コミュニケーション概論」、「Digital Media」、「メディアリテラシー概論」、「Language of Advertisement」などですが、「1年ゼミ」や英語科目も複数担当します。学生の皆さんには、メディアについて教える授業が中心になりますが、留学生活の楽しさや素晴らしさについても共有できたらと思っています。