2年次後期に昭和ボストンへの留学、そして3年次前期に韓国の淑明女子大学校に認定留学をした3年生のサヤさんの韓国での留学を振り返る体験記の第二弾です。第一弾の記事は以下のリンクよりご覧ください。
【寮について】
大学から寮までは徒歩10分ほどかかります。キッチンスペースがあり、自炊をしたり電子レンジを使って準備をすることが多かったです。大学に行くまでにコンビニや飲食店も多いので、学校終わりに友人と食べたりテイクアウトをしたりしていました。
共有のシャワールーム、洗濯機、乾燥機、ウォーターサーバーもあり便利でした。建物によっては、備えられているものが違うそうです。
(大学の近くにある美味しいソルロンタン、サムギョプサル)
【休日の過ごし方について】
淑明女子大学は、明洞駅やソウル駅などと同じ路線にあり、ホンデなど若者が集まるような場所へのアクセスがとても便利です。週末は、交流プログラムを通して仲良くなった学生や、授業を通して仲良くなった留学生と一緒にご飯を食べに出掛けたり観光をすることが多かったです。
(夜の景福宮)
(ソウルタワー)
(漢江公園)
【コロナ禍での留学について】
私は2月末に渡航をしたのですが、3月は韓国の感染者数がとても多く、渡航したばかりだったのでとても不安でした。
渡航したばかりの時は、ワクチン接種証明がなければ飲食店に入れないなどの制限もあると聞いて入寮後すぐに3回目のワクチン接種を打ちに保健所に行きました。韓国で副反応を経験したときはとても辛かったですが、コロナ禍ならではの体験をできたなと思います。結局ワクチン接種後、飲食店へ入るときのワクチン接種証明書提示が必要なくなったのですが、渡航後すぐ打って良かったと思います。
コロナ禍ということもあり、授業によっては対面やZOOMで受けていました。
5月くらいになると、外にいるときはマスクを外しても大丈夫になりマスクを外している人を見かけることも多かったです。
寮では、毎朝体温測定を行い記録をつけていました。共同生活で不安な面もありましたがRAや寮の方が注意喚起をしてくれたり濃厚接触や感染をした場合は、寮の人が対応してくれるので安心しました。
【留学を振り返って】
韓国留学を通して、自分自身成長できたと思います。
韓国留学に来てから、困ったことがあれば相手に伝わるように自分の状況を一から説明しなければなりません。自分の状況を伝えることはとても大変でしたが、解決できたときは本当に嬉しく、韓国語の自信にも繋がりました。
また、留学生活5ヶ月間を授業だけで終わらせたくなくどうしたら充実した経験ができるか考え、最初から突っ走りすぎてたのを覚えています。交流プログラムなどは自分から探さないとなかったので、先生、バディやグローバルセンターの方に聞いたりして参加をしていました。自分が現地の学生と交流したいと話していたので活動できたと思います。自分で行動をしていなければこのようなプログラムがあることも知らなかったので、行動することの大切さも学びました。
そして留学最初の頃、韓国渡航後ホテルでの隔離があり滞在中、困ったときホテルのスタッフの方に内線で連絡をするのですが、内線をする前に何度も言う練習をし、韓国語で自分の伝えたいことが伝わったときはとても嬉しかったのを今でも覚えています。
ですが、授業だけでなく交流プログラムに参加をすることで韓国語を使う機会も増え、留学生活最後の方に友人や先生から韓国語が上達したねと言われるようになり、とても嬉しかったです。
【これから留学をする方へ】
留学前にすることとしてオススメしたいのは、LEPPなどの言語交流プログラムに参加したり、スピーキングの練習をすることです。【留学をしたきっかけ】でもお伝えしたように、私は留学前にLEPPを行っていました。大学の第二外国語の授業ではスピーキングの練習をするようなことはしていなかったので、話す練習をするのはとても重要だと思いました。
また、韓国語だけでなく英語を使う機会もありました。留学生向けのオリエンテーション、Welcome dayや Farewell dayなどは英語を使って説明をしていました。メールも韓国語だけでなく英語も使って書かれています。留学生との交流も、みなそれぞれ韓国語のレベルが違うので人によっては韓国語だけでなく英語を使って会話をすることもありました。
また、授業によっては英語でも授業を受けられるので韓国語だけではなく英語も勉強しておくといいかなと思いました。