今回の記事は英コミ3年生のみゆきさんに書いていただきました。みゆきさんはFSPプログラムの学生として2021年10月末~2022年8月上旬まで昭和ボストンで暮らし、学びました。
FSP(Four Seasons Program)は通常では春にボストンへ渡航をし、前期と後期に昭和ボストンに滞在をします。しかし現在の3年生の代では、新型コロナウイルス感染症の影響により、渡航時期が延期され、10月から8月までの留学プログラムとなりました。
FSP21を振り返って
私たちの留学は、2021年9月オンライン授業から始まり、10月末に渡米し対面授業・寮生活を経験し2022年8月に全課程を修了し、帰国しました。
まず2021年に渡航したUNIVERSITY/FSPプログラムの学生は、コロナのパンデミック後の初めての学生として多くの昭和ボストンのスタッフ、先生、RAに暖かく歓迎されました。先生方によると、今回の学生たちはとても積極的で英語力も高く、先生方は学生の学ぶ姿勢にびっくりしていると聞きました。こまめに先生やRAの所に行き、英会話の練習や宿題についてなど話している姿も沢山見ました。友達も会話の中で使われるカジュアルな英語表現をRAから学び、生活で使っていたりしていました。宿題であるプレゼンやエッセイもたくさん出されます。夜中まで友達と励まし合いながら、嘆きながら、お菓子を食べながら、宿題を終わらせたのが今となってはいい思い出です。
授業内では、英語で多くの事を学び考え自分の意見を言わなければなりません。しかし、私は、英語は学びの中で勝手に力がつくだろうと思い文法はあまり気にせず、授業内で提示される問題について深く考える方に集中しました。すると、気になることが多ければ多いほど自分は英文記事を見つけては読むことを繰り返し、何かを分析することが好きなのだということに、自分自身初めて知ることができました。留学は新しい自分を発見する良い機会です。
そして、授業が終わればお出かけです。ご飯を食べに行ったり、買い物に行ったり、街を探索したりと人それぞれ過ごし方が違います。私は、Black Friday(例年11月末にある全米的な大規模セールの名称)にカメラを買ったので、街、空の写真を撮ること/緑が豊富なキャンパス周辺を歩くことが1つの息抜きであり日課でした。冬の夜は毎日空気が澄んでいて、星も見ることができ、-14℃というとても低い気温の日でも毎晩必ず散歩していました。
このボストン生活に決して無駄はなく、英語、人間関係、自分、出会いすべてに意味があったのだと感じています。この機会を与え、支えてくれた親にも感謝です。素敵な生徒思いなボストン校の先生方、RA、そして入学直後からオンラインでの大学生活が続いていたため空港でほとんど初対面だった、どんなことがあっても姉妹のような家族のような暖かい心を持って接してくれた友達に感謝したいです。