2月14日(土)に昭和女子大学社会福祉学会(通称:学内学会)が開催されました。学部生や大学院生の研究発表の場、またOGの方・実習施設など外部の方との交流の場となっています。今回の学内学会は3部構成で行われました。
まず第1部は卒論発表会。7つのゼミより各ゼミ1本ずつ、卒業論文の概要を、プレゼンテーションソフトを使用し発表してもらいました。それぞれ苦労して取り組んだ研究を発表してくれましたが、3年生以下の学部生にとってはとても参考になったことと思います。また参加して頂いたOGの方・外部の方にとっても、現在の学生の研究関心の傾向を知ることができ、興味深かったのではないでしょうか。
第2部は公開事例検討会。ある一つの事例について、5人のシンポジストがそれぞれの立場(急性期病院、回復期・療養病院、精神科病院、地域包括支援センター、障害者施設)からその事例の支援方法(次にはどのようなサービスを使うとよいのか、どのようなことに着眼すればいいのか等)について、意見を出してもらいました。次のサービスについて意見が対立、というよりは立場により着眼点がそれぞれ異なっており、非常に興味深いものでした。まさに多職種連携の重要性が実感できた公開事例検討会だったと思います。
第3部は自由研究論題発表で、3題の発表がありました。OGの方たちのグループや、大学院生の発表に交じり、学部3年生からも、富山県・立山町の町おこしコンペに発表した企画(旅行の企画)についても発表があり、多様性に富んだ発表となりました。
午後1時から午後5時頃までという比較的長丁場の行事でしたが、盛りだくさんの内容でした。
また、大会の司会、タイムキーパー、撮影係などの運営には4年生の学生さんにお手伝いいただきました。ありがとうございました。